The Fall
1915年。映画撮影中の転落事故により半身不随になっていたスタントマンのロイは、主演俳優に恋人を奪われて病院で自死を願う鬱屈した日々を送っていた。しかし、同じ病院に入院していた少女・アレクサンドリアを利用することを思いついた彼は、少女の気を惹くために、面白い冒険物語を話して聞かせることになる。「ザ・セル」のターセム・シンが前作の手法を先鋭化させた枠物語(フレーム・ストーリー)としてのフェアリーテール。
第40回シッチェス・カタロニア国際映画祭にてグランプリ(最優秀作品賞)を受賞するなど、高い評価を得ている。