江戸川大学准教授。1974年生まれ。東京大学大学院にて博士号(文学)を取得。専攻は哲学・倫理学。著作に『西田幾多郎―歴史の論理学』(講談社)があるほか、主要な論文に「捻じれたイマージュ ベルクソンにおける知覚と存在の錯節をめぐって」(『哲学』第55号、日本哲学会)、「出来の論理学−『アンチ・オイディプス』の哲学的基礎づけ」(『情況』2003年7月号、情況出版)、「刻まれる差異―ドゥルーズ=ガタリとラカンにおける創設の機能をめぐって」(『差異のエチカ』、ナカニシヤ出版)、 「リベラリズムの身体――方法的個人主義批判の試み」(『悪と暴力の倫理学』、ナカニシヤ出版)、「資本主義のリビドー経済――ドゥルーズ=ガタリにおける「経済学批判」の可能性」(『ドゥルーズ/ガタリ論集』、平凡社)などがある。