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茎茶

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くきちゃ

緑茶の一種。棒茶(ぼうちゃ)とも呼ばれる*1。チャノキから採れる茶の若枝、茶葉の柄、新芽の茎を混ぜて作られる。芽茶、粉茶とともに出物と呼ばれ、荒茶から煎茶を製造する過程で取り除かれた部分から作られる。
カフェインが少なく、また価格の割にテアニン保有量が多く*2、通のお茶とされる事もある。

*1:他に白折(しらおれ)、雁が音(かりがね)など。棒茶は東北北陸で多く、白折れは西日本、東日本では雁が音と言われている事が多い。京都では雁が音は多く上級品の白折の事だが、関東では低価格帯でもこの名称が使われていたりする。また九州では雁が音という名称は殆ど目にしない(玉露等から出る上級品でも特上白折という名称である事が通常。)。茎茶の呼び方によって出身地が分かったりする。

*2:さらに、玉露の生成過程で出る玉露の茎茶も安く入手出来る。

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