少し前に読んだ『運動脳』で、かつてアメリカで大ヒットしたというこの本の存在を知りました。 著者のアンデシュ・ハンセン氏はうつ症状に対して、海外ではプロザックなどの処方がビッグ・ビジネスになりすぎていて、運動を勧めてもそこにスポットを当てるメリットがないためスルーされる、という主張をされていました。 その流れが気になり、本文中で紹介されていたこの本を読みました。 読みはじめたらグイグイ引き込まれる内容で、久しぶりに読書に没頭しました。 この本は自伝的な内容で、クリスティーナ・リッチ主演で映画化もされています。 原題は『Prozac Nation』。日本では『私は「うつ依存症」の女』というタイトル…