今回の本はコチラ↓ 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者:福岡 伸一講談社Amazon 生物と無生物のあいだ こちらも科学の名著として紹介されていた一冊です。生物の定義は「自己複製能力を有する」等ある程度挙げられるが、その上で分子生物学者の著者が自身の研究を通して生物と無生物の決定的な違いを考察するという内容。本を手に取った時の第一印象は「ちょっとぶ厚めの新書」でした(約280ページ)。 細胞やDNAに関する発見の歴史や自身の研究内容の話は確かに興味深くはあったのだが、「生物と無生物のあいだ」というタイトルに直接繋がるような内容ではないような……と読んでるときは思ったのよね。しかし最後…