今週のお題「読書の秋」*********** 病院食を食べた経験ある人が「美味しい」と評価することは稀だと思います。栄養第一の献立を限られた予算でつくるのだから「ご馳走」であるはずがない。そんな常識を覆して大阪の淀川キリスト教病院ホスピスでは末期ガンなどの患者に好きな料理を提供するサービスをしている。 私はあなたを大切に思っている・・ホスピスで仕事をするスタッフの患者に対する基本姿勢です。もう治療も延命もできなくなった末期の患者に接する最後の「他人」。そして、心のケアとともに「生きていて良かった」という満足感、感謝の念が湧くのが「人生最後のご馳走」だ。患者本人の満足感だけでなく、付きそう家族の…