最初に読んだ村上春樹は1973年のピンボール はじめて読んだ村上春樹作品は1973年のピンボールだった。 ネズミという友人とぼくの話だ。 フローベルを読みながら夏中ビールを飲むだけの虚ろな若者のぼく。 そこに双子の女の子がやってきて奇妙な同棲生活がはじまる。 そしてネズミという何かを求める若者がぼくと袖すりあう程度に関係しながら いろいろする。 この小説を24歳のぼくはとても面白いと思って読んだ。たぶん切れぎれにあちこち読んだ回数なら100回にはなる。 これは村上春樹の2作目だ。 anisaku.hatenablog.com デビュー作 風の歌を聴け これが面白かったのでデビュー作の「風の歌を…