大河ドラマ「青天を衝け」第六回を観終わって② 江川太郎左衛門【マジ世直し旅をした男「江川太郎左衛門」】 江川太郎左衛門とは、幕臣・江川家の歴代当主の名前ですが、最も有名な太郎左衛門は、幕末に活躍した、江川英龍(1801年~1855年)で、通常「江川太郎左衛門」と言えば、この英龍さんの事を言います。 伊豆韮山代官で、老中・水野忠邦の失脚後、新老中となった阿部正弘に評価され、1853年の、ペリー来航直後、勘定吟味役格に登用されます。 ペリーの再来航の時、僅か八カ月の間に築かれた、お台場の砲台を見て、ペリーは驚きますが、お台場造営の指揮をしたのが江川英龍でした。 英龍さんは、西洋の砲術にも精通し、武…