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水野亜美

(マンガ)
みずのあみ

武内直子の漫画『美少女戦士セーラームーン』の登場人物。
IQ300とも噂される天才的頭脳を持つ少女。セーラーマーキュリーに変身する。
初登場時都立十番中学校二年生。

高名な医師である母親と二人暮らし。日本画家の父とは離別。

心優しく淑やか。少し天然ボケで世間ずれした天才少女と言う、まさに『大きなお友達』のためにあつらえられたかのような完璧なまでの『萌え』要素を兼ね備え、製作スタッフが予想できなかったほどの爆発的人気を獲得。現在でも根強い人気を誇る。
アニメ版での担当声優は、旧作版が久川綾 、新作版が金元寿子。

旧作アニメ版

ブルーブラックのショートカットと言う、一見快活でボーイッシュな髪型と、淑やかで優しい天才少女という内面の、ある種のギャップがキャラクター性を引き立てている。
参考書をいつも手放さない勉強好きの少女で、一見とっつきにくい印象だが、話してみると快活でかわいらしい性格の少女。母と同じ医者になることが夢。

第27話「亜美ちゃんへの初恋!?未来予知の少年」で出会った浦和良君といい仲になり、第41話「もう恋から逃げない!亜美と衛対決」にて互いの恋を確認する。
第45話「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」にて、最も愛するものの幻影を見せる敵により、浦和君の姿を見てしまう自分に、複雑な笑みを浮かべる姿が印象的である。が、シリーズが進むにつれてその存在は忘れられるわけだが…。

実写版

浜千咲が演じる。
心やさしく淑やかで純粋な心の持ち主というキャラクター面は、原作・アニメ版とあまり変わらない。ただ、Act.2で初登場時は若干内向的で人間不信気味、『自分には勉強くらいしかとりえがない』という、自分に自信の持てないコンプレックスを抱えた孤独な少女という描写をされていた。
また、「天才少女」という描写はストーリー上控えられ、どちらかというと「内気で対人関係を構築することに不器用な優等生」という印象のキャラクターとなっている。
黒髪のセミロングと原作と異なる髪形である。これは水野亜美を演ずる浜千咲嬢の地の髪型をそのまま採用したため(セーラーマーキュリーに変身後は、銀髪混じりの水色のショートカットに変わる)。
実写版における亜美の髪型に関しては賛否両論あるが、実写版 Act.2 にて、「天才」という能力よりもコンプレックスを抱えた少女の側面を強調していたため、少し陰鬱な印象を与えるセミロングの髪形のほうがよく似合っていた。
また、変身前の内向的で控えめなキャラクターから、変身後の快活で凛々しい美少女戦士(表情・しぐさ・声のハリまで変わる)にまさに「変身」するという大きな個性を獲得しており、結果的に実写ドラマを制作する上ではかなり効果的なものとなっている。
これは脚本家の小林靖子の趣味なのかもしれないが、実写版の亜美は心に多くの陰を抱えており、そのためAct.5の『友達を失うのが怖いあまりに、無理をして倒れる』や、Act.16の『うさぎの親友であるなるに嫉妬し、そのことに強く自己嫌悪する』と言った、心理劇の主役になることが多い。
なお、実写版で初めて母親の名前が判明する(母:冴子)。

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