どんな手段を使ってもいいから指導時数を削れ、 人間を育てる必要はない、知識・技能で十分だ。 そう言われて素直でいられる教師がどれほどいるのか? 働き方改革は下手をすると有能な教師の意志を挫く。 という話。(写真:フォトAC) 【文科省は教師に喧嘩を売るのか?】 8月28日に出された中教審部会の「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策」に関する記事を見て、真っ先に腹を立てたのは、 すべての学校の授業時数を点検し、特に標準授業時数を大幅に上回っている学校(年間1,086単位時間以上)は、見直すことを前提に点検を行い、指導体制に見合った計画に見直す。という部分に対してでした。中教審の…