日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。トップチームはJ1リーグに所属。
1965年結成。
2005年より現チーム名となる。2012年、Jリーグに加盟。
"山雅"は、1965年の結成当時の選手たちが松本駅前にあった喫茶店「山雅」へよく通っていたことに由来する。
愛称は「ターミガンズ」。長野県の県鳥である「雷鳥」の英語"Ptarmigans"から。略称は「ガンズ」である。
チーム名(正式名称) | 松本山雅フットボールクラブ |
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呼称 | 松本山雅FC |
英字表記 | MATSUMOTO YAMAGA Football Club |
運営法人 | 株式会社松本山雅 |
所属リーグ | Jリーグ - J1リーグ |
クラブライセンス | J1クラブライセンス |
ホームタウン | 長野県松本市、塩尻市、安曇野市、山形村 |
ホームスタジアム | 長野県松本平広域公園総合球技場(アルウィン) |
練習グラウンド | 松本市サッカー場(長野県フットボールセンター) |
クラブカラー | 緑 |
クラブマスコット | ガンズくん |
1965年、当時の長野県選抜の選手を中心に結成。1975年より北信越フットボールリーグに参戦。
2004年、将来のJリーグ入りを目指し、特定非営利活動法人(NPO法人)アルウィンスポーツプロジェクトを発足させる。2005年、チーム名を「山雅サッカークラブ」から「松本山雅フットボールクラブ」に改称。
北信越フットボールリーグ1部では、AC長野パルセイロ、ツエーゲン金沢、JAPANサッカーカレッジといった強豪チームと地域リーグながら激しい優勝争いを繰り広げた。2007年と2008年に全国地域リーグ決勝大会に進出したが、いずれも1次ラウンドで敗退した。
2009年は、北信越フットボールリーグ1部で4位に終ったが、全国社会人サッカー選手権大会で初優勝し、3年連続で全国地域サッカーリーグ決勝大会の出場権を獲得。全国地域サッカーリーグ決勝大会では見事優勝し、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を果たした。
2010年2月、Jリーグ理事会にてJリーグ準加盟が承認された。同年7月、運営会社となる株式会社松本山雅を設立。2010年シーズンのJFLは7位に終わった。
2011年シーズンは、元日本代表の松田直樹を獲得し、Jリーグ昇格を目指していたが、8月2日の練習中に松田が急性心筋梗塞で倒れ、2日後に34歳の若さで死去した。その後は残された選手たちが松田の意思を受け継いで奮闘、JFL年間順位4位でJリーグ加入要件を満たし、Jリーグ理事会の承認を経て2012年からのJリーグ ディビジョン2参加が決定した。同年の天皇杯全日本サッカー選手権大会では、松田の古巣である横浜F・マリノスと4回戦で対戦。しかし、0-4で敗れた。
2014年シーズン、J2で2位に入り、クラブ史上初のJ1昇格を決めた。