木村紺さんの漫画「マイボーイ」は前作「からん」と同様の格闘技を中心とした青春群像劇です。 4巻のボリュームが異様に厚く打ち切りっぽい終わり方でしたが、全体的に上手くまとまっており、最終巻の20話までの間で主題と思われるテーマを丁寧に描き切ってます。 21話から最終話までの3回は、打ち切りが決まったからか駆け足の展開です。 最終話の渋谷の大型ビジョンを見上げ・・・打ち切り感がにじみでているラスト。 Amazonのレビューでは「からん」同様打ち切りかと嘆く方もいます。 続きがあれば私も見たい。 そんな「マイボーイ」を打ち切りの残念漫画にしたくないよという話。 間違いなく4巻完結の傑作です。 木村紺…