2022年11月10日(木)松尾大社をあとにして、すぐ近くの月読神社(松尾大社摂社)にも訪れてみました。 月読神社・鳥居黄泉の国から帰ったイザナギが禊ぎをしたときに生まれたアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三柱の神々。なかでもツクヨミ(月読)は謎の多い神さまです。 「月読」とは、月の引力による潮の干満によって月齢や暦を読むことを意味します。そのため古代より月読神は天文、暦数、卜占、航海の神として信仰されてきました。 山城国風土記逸文には「月読尊が天照大神の命で豊芦原の中津国に降り、保食神のもとへ赴いたとき、湯津桂に依って立った。そこから桂里という地名が起こった」とあります。桂という地名や桂川とい…