新井素子の代表作である中編SF小説。
未来の宇宙を舞台に、とある事件に巻き込まれた主人公・森村あゆみの成長と山崎太一郎との出会いを描く。
後にシリーズ化され、全5巻が集英社コバルト文庫から発売された。
『高一コース』(学研)1980年4〜9月号で連載された。著者の希望により挿絵は竹宮恵子が描いている。
『星へ行く船』(集英社文庫コバルトシリーズ、ISBN:4086104075)。
収録作は『星へ行く船』と『雨の降る星 遠い夢』の二篇。表紙イラストは竹宮恵子。挿絵は長尾治。
日本コロムビアより「ロマントリップ」シリーズとして発売。レコード、カセット、CDがそれぞれ存在する。
本編は全5巻。
他に外伝として、本編シリーズの後日談を書簡形式で描いた短編『αだより』と、山崎太一郎と月村真樹子の初めての出会いを描いた『星から来た船』がある。
いずれも集英社コバルト文庫刊。