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新快速

(一般)
しんかいそく

JR西日本およびJR東海で走っている普通列車*1の種別。

JR西日本の新快速

アーバンネットワークの主要路線である琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線を経由して、京阪神を最高130km/h運転で結ぶ列車。表定速度も100km/h弱という破格の数字を誇る。特急列車よりも速く、しかも普通列車*2なので運賃以外の料金は不要である。これは戦前の急電時代からの伝統。
昼間は山科〜姫路間において15分間隔で運転され、大阪駅発の時間が毎時0分、15分、30分、45分と覚えやすくなっている。
基本の運転系統は長浜〜米原〜京都〜大阪〜神戸〜姫路で、山科から湖西線に入って近江今津・敦賀へ行く列車や、姫路より先の上郡・播州赤穂へ行く列車、長浜より先の近江塩津・敦賀まで行く列車もある。
車両は現在、オール転換クロスシートの223系1000番台、2000番台、3000番台および225系0番台(いずれも網干総合車両所所属)が共通運用で充当される。米原・近江今津〜姫路間は平日は8両または12両編成、土休日はすべて12両編成で運転されるが、ホーム有効長の関係で姫路〜播州赤穂・上郡間は8両編成(網干発着を除く)、米原・近江今津〜敦賀間は4両編成で運転される。過去には113系や117系、221系が運用されていた。
停車駅は以下の通り。途中で普通・快速に/から種別変更される列車もある。
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・赤穂線:敦賀〜米原間各駅、彦根、能登川、近江八幡、野洲、守山、草津、南草津、石山、大津、山科、京都、高槻、新大阪、大阪、尼崎、芦屋、三宮、神戸、明石、西明石、加古川、姫路〜播州赤穂間各駅
湖西線:近江塩津〜近江舞子間各駅、堅田、比叡山坂本、大津京、山科
なお、国鉄時代の昭和47年(1972年)から55年(1980年)までは、阪和線にも新快速という種別の列車が存在していた。
英語表記は登場当初New Rapid Serviceだったが、1995年に223系が登場してからはSpecial Rapid Service(「特別快速」の意味)となっている。

JR東海の新快速

浜松〜豊橋〜名古屋〜大垣〜米原を走る普通列車の種別。
基本停車駅は浜松〜豊橋間各駅、蒲郡、岡崎、安城、刈谷、大府、金山、名古屋、尾張一宮、岐阜〜米原間各駅で、時間帯によっては一部三河三谷や幸田にも停車する。快速よりも基本停車駅が停車駅が1つ少ない(共和を通過)だけであり、しかも、新快速よりも停車駅がさらに1つ少ない(大府を通過)「特別快速」がある。
なお平成11年から18年9月まで土休日の朝に1本のみ、飯田線の新城〜豊橋間に新快速(平日は特別快速)を運転し、東海道線の大垣まで直通していた。
現在の車両は大垣電車区の313系で、主に5000番台(6両編成)が使用され、朝夕は300・5300番台(2両編成)を増結する。また、5000番台編成が検査などで足りない時は0番台(4両編成)と300・5300番台を連結して6両編成扱いにしている。
英語表記はNew Rapid Service。

*1:急行・特急料金が不要な列車の意味。種別としての「普通」ではない。

*2:優等列車に対しての普通列車ではなく、運賃以外の料金を必要としない列車という意味

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