明治15年(1882年)5月14日生まれ、昭和28年(1953年)2月25日没。 歌人・精神科医。 明治38年(1905年)に斎藤家の婿養子として入籍。明治43年(1910年)東京帝国大学医科大学卒業。大正3年(1914年)に斎藤輝子と結婚。 医師として働くほか、歌人として「あらたま」を出版。「アララギ」にも携わる。 医師・随筆家の斎藤茂太は長男。作家の北杜夫は次男。エッセイスト・作家の斎藤由香は孫(北杜夫の実娘)。
書名 茂吉を新しく読む 著者 間瀬 敬 発行所 不識書院 発行日 2021年12月27日 価格 本体3,000円+税 表紙の書名の横に、「古典と共に生きる歌人」 とある。 著者は若い時にドイツに住んでいて、日本人街で齋藤茂吉の歌集を買い、 それにドイツの歌があったので不思議な魅力に取りつかれたそうだ。 さらに、かつてフランスで親しんだ酒、パスティスの歌があり、その芳香が 脳裏によみがえり、しばらくして、その芳香を求めようとして、短歌の会 アララギに入会し、ドイツから投稿を続けた。 斎藤茂吉を「古典と共に生きる歌人」としてとらえた著者が、どんなふうに その論を展開するのか、楽しみな評論だ。 秋の…
2021年4月に島根県石見(いわみ)地方の柿本人麻呂ゆかりの地を巡りました。 ここは、島根県邑智郡美郷町(みさとちょう)にある、斎藤茂吉 鴨山記念館です。 斉藤茂吉さんが、万葉歌人・柿本人麻呂の終焉地が、ここの美郷町「鴨山」であると断言されたようです。 色んな「説」があるようです。浜田市も国府があったことから、そこも「ゆかりの地」とされています。写真に撮るような所が少なく、今回は載せませんでした。 その、浜田市も含め、今回巡った所を全てチェックした地図を、一番最後に載せておきたいと思います。
みなし兒の 心のごとし 立ちのぼる 白雲の中に 行かむとおもふ 斎藤茂吉 お山 雲に 隠れてて おもい浮かんだ歌 短歌 つくれなくなった… まるっきり 体力が落ちてて よたよた ふらふら まるで 酔っぱらいみたいにして それでも まえと同じように ゆきかえり歩いて 用足しした ひとつ でも… って 同行二人 って そんな きもちで いつも 歩いてる お釈迦さま パパママ 天国の 友たち いつも こころに あって いまも いっしょ と おもう けど… ときどき みなし兒 みたいな? 到底 知り得ぬ 心持ちとは おもうんだけど… わかるんだけど さみしさ も 通り越して ふわふわ 浮いては… この…
「一首鑑賞」の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 166.眉しろき老人(おいびと)をりて歩きけりひとよのことを終るがごとく (斎藤茂吉) 砂子屋書房「一首鑑賞」で永井祐が取り上げていました。 sunagoya.com この鑑賞文では、小池光の『茂吉を読む』(五柳書院)を引用しながら、「歩きをり」ではなく「歩きけり」と表現する茂吉の歌の面白さについて紹介されています。そう言われてみたので改めてググってみたのですが、 「~けり」は ①[過去]~た。~たそうだ。~たということだ。 ②[詠嘆]~だった。~だったのだなあ。~ことよ。 だから、「老人がいて、歩いた」「老人がいて、…
『斎藤茂吉全集』全36巻(岩波書店、1973 - 76)。 宇野浩二の神経衰弱がひどくなって、だれの眼にも療養が必要と瞭かになったとき、夫人から相談された広津和郎はまずもって、青山脳病院の斎藤茂吉院長に往診を依頼した。他の往診先の帰途、こころよく立寄ってくれた茂吉は宇野を丁寧に診察してくれたが、その場のもようを広津和郎は後年『あの時代』に書き留めている。 「夜は、ゆっくり眠れますかな?」 「はい。二時間も眠れば十分です。またいくらでも、仕事ができます」 「それはよろしいですなぁ」 病状を認めたくない強気の宇野をあやすように、茂吉は丁重な口調で問診したという。診察後、別室で広津は茂吉に今後の養生…
この出版のおかげで、先生は俳諧の現代随一の巨匠に出会うことになります。瓢左という蕉門下の十哲北枝八代の直系の人物です。 安藤先生は続いて原詩付きで『葦の葉笛』というボードレーヌ・ヴェルレーヌ・ゲーテ・ハイネ・キーツなど31名の仏・独・英の詩人の詩77編をいとも簡単に(私にはそう見えました)和歌訳され白雲山房刊として自費出版されました。 いまはその まえがき に驚きます。歴史を踏まえた国文学の文学史の講義のようです。数年前にお会いした96歳の岩井充子氏の「今まで知る限り安藤先生以上に教養のある人を私は知らない」を思い出します。 まえがきを少し見ると、万葉集の長歌、旋頭歌に始まり連歌、俳諧と歴史を…
実相観入 今回は実相観入(じっそうかんにゅう)です。 斎藤茂吉が唱えた短歌の写生理論です。表面的な表現にとどまらず、対象に集中し、心を重ねることで対象を心で感じ表現するイメージの行為です。 なにそれ?そのものになっちゃうってこと? そうではなく、そのものを見た目だけではなく心で感じる、と言うようなイメージです。そのものの「生」を描くのです。 斎藤茂吉は「実相に観入して自然・自己の一元の生を写す」と言っています。 ふーん。 正岡子規の「写生」という「生を写す」というイメージを更に推し進めたイメージとも言えるでしょう。 ちょっとにわとりさんには難しいな。
中上健次の伝記について調べているうちに、…→北杜夫→斎藤茂吉、と真逆の方向へと連想が展開し、茂吉の伝記がないものかと探してみた。wikipediaにそのものズバリが載っていたので思わず転写(↓のとおり)。 私自身は茂吉よりも啄木を読み込んでいるが、たまには気分転換にこういうことをしてみるのも良いと思う。 伝記文献 斎藤茂太 『茂吉の体臭』 岩波書店、1964年(昭和39年)、復刊1982年ほか 岩波現代文庫(改訂版)、2000年(平成12年) 斎藤茂太・北杜夫『この父にして 素顔の斎藤茂吉』講談社文庫、1980年(昭和55年) 斎藤茂太 『回想の父茂吉 母輝子』中央公論社、1993年(平成5年…
書名 板垣家子夫『斎藤茂吉随行記ー大石田の茂吉先生』 上巻・下巻 著者 板垣家子夫 発行所 古川書房 発行年 1983年 (上巻・下巻ともに) 大石田町在住の2年間、毎日親身になって斎藤茂吉をお世話した茂吉門下の 板垣氏の記録である。茂吉研究には欠かせない本である。
茂吉の歌 雪解けを迎えて 栗駒山斎藤茂吉の自選歌集「朝の蛍」(昭和4年)を読んだ断り書きによるとこの歌どもは大正7年から大正十四年までの約6年間の歌から拾っているという。作品にすれば「赤光」から100首「あらたま」から250首選び,計350首にまとめられている。今までにあまりやったことはなかったが「朝の蛍」から自分の中にじんわりと沁みた歌を選んでみた。いちめんに唐辛子あかき畑みちに立てる童のまなこ小さし土のうへに赤棟蛇(やまかがし)遊ばずなりにけり入日あかあかと草はらに見ゆ水のうへにしらじらと雪ふりきたり降りきたりつつ消えにけるかも「に」の使い方に注意すべし選んで気付いたのだが「畑みちに」「土…
今日は全国で真夏日続出との報.片瀬海岸には,水着姿の方も出ていたと伝えていました. https://news.ntv.co.jp/category/society/4a9c564c22404943b21872fa8a52f008 鎌倉に用事があって,片瀬海外に戻ってきたのは夕方6時頃.昨日よりは雲が多いものの,上空は晴れ. 遠景の山々には,昨日同様,霞んでいて,今日は富士山の稜線も全く見えませんでした. 昨日も記したように,霞とは「空や遠景がぼんやりする現象」.「かすむ」の連用形が名詞になつた言葉. そして,「霞」を「かすみ」とするのは国訓(中国での用法に合致しない、日本でのよみ方). 漢語の…
今日はよく晴れ,気候も申し分のない一日でした. 夕方,片瀬東浜海岸へ. もう5時も回っていたのに,浜では膝まで海に入る人を含めて,まだ数多くの人が,春の海を楽しんでいました. 「写真撮って良いですか?」とお父さんに聞くと心よく「どうぞ」といってくれた親子連れの方. 夢中で穴を掘る子供たちのかわいらしかったこと. 今日は,多くの方が穴を掘ったり砂を積んだりしたくなる日だったようで--- この親子連れの方に続く浜辺には,穴や砂山が沢山ありました. しばらく歩いて, 弁天橋の入口から丹沢富士を眺める角度でアイフォンを向けると,正面の太陽でよく分かりませんが,うっすら富士山も影も. 太陽が沈んでからも…
鎌倉に所用で出かけました. 少し早く着いたので,鎌倉駅からすぐのおんめさま(大巧寺)へ.鶴岡八幡宮の二ノ鳥居近く, 大好きな,このブログでも一番多く取り上げてきた寺院. いつ行っても花に出会えるお寺です.今日であった花々は: ヤマザクラとトキワマンサク. ヒメツルソバとタンポポ. ヤマブキ. ヒメウツギ.こちらはまだ蕾.もうすぐ花開きそうです. ハナニラとオオツルボ(ワイルドヒヤシンス). リキュウバイ(ウメザキウツギ). ヒルムシロ. ザクロの芽とマツの蕾. そして アセビ/アシビ(馬酔木). アセビは,この時期,鎌倉のお寺・寺院では必ずと言っていいほど出会う花.個人のお宅の門の横や垣根の横…
【チラシ公開!!】 村井國夫さんが🏔️山っ! 素敵なチラシなのに村井さんに笑ってしまうの…インパクト強すぎる。タイトル文字も仙人っぽい😆劇チョコ新作気になりすぎる。 劇団チョコレートケーキの新作『白き山』 「あかあかと一本の道とほりたり たまきはる我が命なりけり」 近代短歌の発展に大きく影響を及ぼした歌人・斎藤茂吉。戦争は終わったというのに未だ故郷である山形県金瓶にひとり疎開を延長中。老いてなお悩めるこの老歌人が見失い、なお見出そうとあがき続ける「一本の道」とは? 動画🎥(西尾さん楽しそう🤣) https://x.com/geki_choco/status/177761380028536850…
4月6日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)錨草あなたを捕らえ離さない 雅舟 【花】イカリソウ 【花言葉】あなたを離さない 【短歌】大石田に茂吉の歌碑を訪ねし日イカリソウ雨に首たれていき 鳥海昭子 最上川中流に位置する山形県の大石田は、松尾芭蕉が訪ねて以来、多くの文人が足を運んでいます。歌人斎藤茂吉は、昭和二十一年、闘病生活をおくりながら歌を詠みました。 【季語】碇草 錨草【俳句】錨草花がこんがらかつてをる 清崎敏郎 錨草錨とならず咲きにけり 森田君子 錨草生れかはりて星になれ 【三行詩】錨草は錨の形の花 錨星は錨の形の星 錨草生れ変って錨星【万葉歌】大舟のたゆたふ海にい…
前回、江戸三十三観音第20番札所天徳寺、第21番札所増上寺に参拝しながら芝をめぐった。今回は第22番札所長谷寺に参拝しながら、赤坂・麻布をぶらぶらしようと思う。 1.迎賓館赤坂離宮 2.赤坂豊川稲荷 3.高橋是清翁記念公園 4.乃木神社 5.長谷寺 初回記事はこちら↓ octoberabbit.hatenablog.com 前回記事はこちら↓ octoberabbit.hatenablog.com 1.迎賓館赤坂離宮 今日は四ツ谷駅からスタートだ。 四ツ谷駅 四ツ谷駅から南に歩いて、見えてくるのが迎賓館赤坂離宮だ。 迎賓館赤坂離宮 ちなみに四ツ谷駅からこの景色にたどり着くまでに、チケットの購入…
桜は,短歌に最も多く詠まれた花といえるのではないでしようか. 一昨年,NHKBSプレミアム/Eテレで,「完全保存版 絶対覚えておきたい!究極の短歌・俳句100選」という番組がありました. https://www.nhk.jp/p/tankahaiku100/ts/L8R11WY878/ その冒頭のナレーションは 桜花 ちりぬる風の なごりには 水なき空に 浪ぞたちける 昨日も取り上げた,古今集・紀貫之の短歌でした. (穂村弘評 さくらの花に風が吹いて,その風が去った後,水がないはずの空に,花吹雪の浪がたっているという歌だと思うんですけれど,花が本当に浪に見えているという感じとは違うと僕には思え…
劇団チョコレートケーキ『白き山』 脚本/古川健 演出/日澤雄介 2024年6月6日(木)~16日(日)@下北沢・駅前劇場 出演/村井國夫 柿丸美智恵 浅井伸治 岡本篤 西尾友樹 6月11日(火)、12日(水)、13日(木)の各19時の回は劇団員によるセルフプロデュース[アフターアクト]を上演! geki-choco.com/next_stage/ https://www.geki-choco.com/next_stage/ 「近代短歌の発展に大きく影響を及ぼした歌人・斎藤茂吉。戦争は終わったというのに未だ故郷である山形県金瓶にひとり疎開を延長中。老いてなお悩めるこの老歌人が見失い、なお見出そう…
小学校1年生のとき,歯医者の息子と同級生になった。当時,彼はまごうことなき中流家庭のお坊ちゃまである。2階建ての「歯科医院」兼「自宅」には広い庭と池があった。日本庭園風の立派な庭である。正面から,外階段を上った2階が歯科医院の治療室だ。2階の治療室の奥と,1階すべてが家族の居住スペースとなっている。1階の居間には,漫画単行本がたくさんあった。見たこともないおもちゃも置いてあった。プラモデルもふんだんにあった。初めて触れる中流家庭の家に,強いカルチャーショックを受けた。私の家も新築で,総2階の木造建築だったけれども,洋風の彼の家は敷地面積が広く,数段豪華だった。 1階から入ってすぐの居間は,広い…
15歳の頃だろうか、ふと「死後に名を残したい」と思うようになった。 生きている間に味わった悲喜こもごも、いろんな苦労も、死んだあとは数少ない家族や友人知人が知るのみとなり、彼らも死ねば「はじめから何もなかった」のと同じことになる。 よく考えると何百万年もの人類史において、どれだけの数の苦悩や喜び怒り悲しみが闇から闇へ葬り去られていったことか。長い歳月を経て、何かで名が残っているのはわずかな選りすぐりの偉人ばかりで、壮絶な人生の大多数はむなしく墳墓の土となっていくのが習いである。それを考えるとゾッとした。 不思議と「死んだらどうなるのか」についてはあまり気になったことがない。 神のみぞ知ることだ…
摂政太政大臣家に五首歌よみ侍けるに またや見む交野のみ野の桜狩花の雪降る春のあけぼの 藤原俊成(皇太后宮大夫俊成) (新古今和歌集 巻第一 春歌下 114) 桜狩雨は降りきぬおなじくは濡るとも花の影に隠れむ 詠人不知 (拾遺集 春歌 50) intojapanwaraku.com 和樂様以下引用 3月、雛の節句が終わると人はたちまち桜の気配に敏感になりはじめる。桜前線がどこまで北上してきたかはニュースとして報道されたりする。桜はどうしてこうも人の心をさわがせるのであろう。 ここに掲げた俊成(しゅんぜい)の歌は建久(けんきゅう)6年(1195)2月に行なわれた摂政(せっしょう)太政大臣(だじょう…
遺書振り返りの続きが一向に終わらないので気分転換。4月から奈良大学に通うにあたり、初めてひとり暮らしをすることになった。ワンルームの新居がカオスと化すことを防ぐためには、部屋の片隅に積み上がる本の中から連れていくべきものを厳選する必要がある。 横に積むよりほかにどうしようもなくなった本たち そこで、新居の蔵書リストも兼ねて連れていく本たちをリストアップしていこうと思う。 歴史・文学に関する本 課題図書 短歌に関する本 小説 大学の勉強に役立ちそうな本 参考書系 1.歴史・文学に関する本 純粋な興味と大学での勉強のふたつの観点からこの分野の本は欠かせない。とはいえ専門的な本は持っていないので、そ…
⚠️濱尾文郎 - よど号の乗客。 〔原爆空襲ピート・シーガーアメリカ共産党音楽家派非合法共産党逮捕伯爵剥奪土方与志劇団古川ロッパ甥濱尾実宮内庁侍従長官平成上皇一家担当弟→水俣病被告企業チッソ社長一家小和田雅子皇后実家隣新潟県新発田市大栄町よど号ハイジャック事件田宮高麿🇰🇵北朝鮮逃亡犯妻森順子指名手配犯森順子在日朝鮮人反日赤軍🚨〕⚠️テルアビブ空港乱射事件〔100人殺傷犯奥平剛士重信房子反日赤軍リーダー夫妻📖偶像視出版見城徹社長幻冬舎→工藤会裁判安田好弘弁護士担当名古屋アベック殺人事件山口組弘道会&足立区綾瀬女子高生コンクリ詰め殺人事件極東会極青会主犯宮野裕史改名横山父奥平剛士反日赤軍なりすまし…
鎌倉英勝寺の春 今日はよく晴れた1日. 江ノ島弁天橋からは,美しい富士を眺めることができました. 午後は,所用で鎌倉まで.ついでに英勝寺に立ち寄ることにしました. 横須賀線の線路脇には,春の野草,逸脱した/ご近所の方が植えた園芸種が花盛り. 英勝寺では,春の花にたくさん出会うことができました. 山吹(やまぶき). 山茱萸(さんしゅゆ) 三椏(みつまた) 椿(つばき) ラッパ水仙(らっぱずいせん) 奥の竹林は,昨年のタケノコが一番大きく育っている時期. 竹林の横にシデコブシが美しい花を咲かせていました.名札にはコブシとありましたが,花の形もやや異なります. PictureThisはこちらもシデコ…
タイトル タイトル(掲載誌) 出版者 荒地詩集・1953年版 近代文学 東京 : 近代文学社 現代詩の革命について--危機の自覚 文学 東京 : 岩波書店 l 抒情詩の革命と未来--小野十三郎「詩論」について 短歌俳句研究 / 新日本文学会短歌俳句委員会 編 東京 : 伊藤書店 l 壺井繁治論 詩学 東京 : 詩学社 小野十三郎論 詩学 東京 : 詩学社 金子光晴集 詩学 東京 : 詩学社 戦後詩の主題 詩学 東京 : 詩学社 志沢正躬を悼む--さびしい夏 詩学 東京 : 詩学社 不躾な金子光晴論 詩学 東京 : 詩学社 求道者トルストイの最期--「真理…私は大いに愛している」 潮 / 潮出版…