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斎藤美奈子

(読書)
さいとうみなこ

文芸評論家。1956年新潟市生まれ。父は、物理学者で宮沢賢治研究家の斎藤文一
成城大学経済学部卒業。児童書等の編集者を経て、1994年評論『妊娠小説』でデビュー。2002年、『文章読本さん江』で第1回小林秀雄賞を受賞。*1
『文壇アイドル論』で、上野千鶴子を批判し、山下悦子と共に上野に対する批判者としても知られる。
ミス・ミナコ・サイトウ(斎藤澪奈子氏、故人。1956-2002)とは別人。

主な著作

  • 『食べ物はじまり事典』(共著) 学研マーケティング、1992
  • 『妊娠小説』 筑摩書房、1994(ちくま文庫、1997)
  • 『紅一点論』 ビレッジセンター出版局、1998(文春文庫、2001)
  • 『読者は踊る』 マガジンハウス、1998(文春文庫、2001)
  • 『あほらし屋の鐘が鳴る』 朝日新聞出版、1999(文春文庫、2006)
  • 『モダンガール論』 マガジンハウス、2000(文春文庫、2003)
  • 『文章読本さん江』 筑摩書房、2002(ちくま文庫、2007)、小林秀雄賞
  • 『文壇アイドル論』 岩波書店、2002(文春文庫、2006)
  • 『戦下のレシピ』 岩波アクティブ新書、2002
  • 『L文学完全読本』 マガジンハウス、2002
  • 『趣味は読書』 平凡社、2003(ちくま文庫、2007)
  • 『男性誌探訪』 朝日新聞出版、2003(『麗しき男性誌』文春文庫、2007)
  • 『文学的商品学』 紀伊國屋書店、2004(文春文庫、2008)
  • 『物は言いよう』 平凡社、2004
  • 『誤読日記』 朝日新聞出版、2005(文春文庫、2009)
  • 『冠婚葬祭のひみつ』 岩波新書、2006
  • 『たまには、時事ネタ』 中央公論社、2007
  • 『それってどうなの主義』 白水社、2007(文春文庫、2010)
  • 『本の本−−書評集1994-2007』 筑摩書房、2008(『本の本』ちくま文庫、2012)
  • 『文芸誤報』 朝日新聞出版、2008
  • 『ふたたび、時事ネタ』 中央公論新社、2010
  • 『月夜にランタン』 筑摩書房、2010
  • 『一九七〇年転換期における「展望」を読む』(共編) 筑摩書房、2010
  • 『名作うしろ読み』 中央公論新社、2013

主な連載

  • 「ほんのご挨拶」(『AERA』)
  • 「ナメられぬための読書塾。」(『POPEYE』 666号〜)
  • 「女のニュース男のニュース」(『婦人公論』、鹿島茂と交代で担当)
  • 「性差万別」(『噂の真相』)
  • 「本のひとやすみ」(『週刊朝日』、重松清、蜂飼耳、松原隆一郎と交代で担当)

参考サイト

*1:以上、『戦下のレシピ』(岩波アクティブ新書)掲載経歴を参考にしました。

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