「手締め」(てじめ)とは、 物事が無事に終わったことを祝い、 掛け声とともに打つ手拍子で、 「手打ち」とも言います。 祭りや冠婚葬祭などの式典、 商談や株主総会などの終わりに行われますが、 元々は約束・和解の成立や神前での 誓約のしるしでした。 天照大御神から出雲の国を譲るように 言われた大国主命は、そのことを 長男の事大主神(ことしろのみこと)に伝えると、 柏手(かしわで=拍手)を打って承知したと 古事記の「国譲りの神話」の中には記されて あります。 柏手を打つことが物事が落着することになり、 「柏手を打つ」⇨「手を打つ」⇨「手締め」となったようです。 掛け声とリズムには、様々な種類がありま…