大阪万博を巡っては、2350億円に膨らんだ会場整備費と別に「日本館」の建設費用や途上国の出展支援などでの国の負担837億円が新たに判明しています。 こうした費用の膨張に対して、貧困対策の費用の優先順位を高くすべきではないかという疑問が出ています。 あるいは、次世代半導体の量産を目指すラピダスに必要な総投資額は5兆円に及ぶといわれています。国は、今後も膨大な補助金をつぎ込む計画です。 次世代半導体の量産は、国内の半導体メーカーが、ビジネスとしての勝算がないとして撤退した分野です。膨大な補助金をつぎ込まなければ、製造すらままなりません。 仮に半導体が製造できても、価格と品質で競争力がなければビジネ…