元旦に飲む甘い酒。 屠蘇散(肉桂、大黄、百じゅつ、山椒、桔梗、乾姜などの薬草を合せたもの)を、5〜6時間水にひたしてから取り出し、清酒(みりんを加えることもある)を加えて作る。 中国で唐時代の医者が、流行風邪予防のために作ったのがおいしいと流行になったのが最初らしい。 この医者が住んでいた家の名前が「屠蘇庵」といった。屠蘇とは、「鬼気を屠絶し人魂を蘇生させる」ということで、ここから1年中の邪気を払い、延命長寿を願うために飲む酒となったという。
「お屠蘇」(おとそ)は、お正月に 無病長寿を願って頂く香り高い薬酒のことです。 現代では「お屠蘇」は、 単に日本酒のことを言う場合もありますが、 本来、「お屠蘇」とは、「屠蘇散」(とそさん) または「屠蘇延命散」(とそえんめいさん)と言い、 肉桂、山椒、白朮(びゃくじゅつ)、桔梗、防風など、5~10種類の草木を調合して酒に浸して 作ったもので、正月らしい厳かな香りがします。 無病長寿を願って飲まれる「お屠蘇」の 「屠」は邪気を放 (はふ)り清めることで、 「蘇」は命を蘇らせること。 お正月には、家族揃って「お屠蘇」を飲み、 邪気を払いましょう。 <屠蘇散の中身> ・白朮(びゃくじゅつ) :キク…
一条真也です。元旦の朝、自宅でお雑煮を食べました。元旦の昼、実家に寄って両親に会いました。妻に長女夫妻に次女も一緒でした。実家では、お屠蘇を飲み、ケーキをいただきました。帰宅後、自宅で、おせち料理を食べました。今年も4つのおせちをいただきました。 松柏園ホテルの四段おせち マリエールオークパイン延岡の三段おせち マリエールオークパイン那覇の二段おせち 金沢・八寿栄の二段おせち 4つのおせち料理の内容ですが、北九州市小倉・松柏園ホテルの四段おせち、マリエールオークパイン延岡の三段おせち、マリエールオークパイン那覇および石川県金沢市・八寿栄のニ段おせちです。沖縄にはもともと「おせち料理」の習慣はあ…
一条真也です。昨日の元旦の昼、夫婦で実家に寄って両親に会いました。長女夫妻と次女も一緒でした。実家では、お屠蘇を飲みました。帰宅後、自宅でお雑煮とおせち料理を食べました。今年も4つのおせちをいただきました。 松柏園ホテルの四段おせち マリエールオークパイン延岡の三段おせち マリエールオークパイン那覇の二段おせち 金沢・八寿栄の二段おせち 4つのおせち料理の内容ですが、北九州市小倉・松柏園ホテルの四段おせち、マリエールオークパイン延岡の三段おせち、マリエールオークパイン那覇および石川県金沢市・八寿栄のニ段おせちです。沖縄にはもともと「おせち料理」の習慣はありませんでしたが、わが社が文化イノベーシ…
あと少しで正月ですね。 今年は多分寝正月でしょうね。まあ、いつも寝正月なんですが。 正月というとお屠蘇です。今ではニアリィイコール日本酒なんですが、厳密には『屠蘇散』または『屠蘇延命散』という、肉桂や陳皮などの5~10種類の薬草(ハーブ)に酒やみりんを漬けたものを屠蘇と呼びます。言ってしまえば、ハーブ酒ですね。 屠蘇は、平安時代に唐から日本に伝えられて、平安貴族の正月行事として広まりました。一般庶民の口に入るようになったのは江戸時代だそうです。 屠蘇の由来は、「蘇」という悪鬼を屠るという説や、邪を屠り生気を「蘇生」させる説などがありますが、要するに、正月に邪鬼を払って、無病息災・長寿を願って薬…
今日はおおみそか 結露激しい窓の外は雪景色 お部屋はぬくぬく ネコと一緒に床暖房の上に寝っ転がってぬくぬく 朝からパジャマでゴロゴロ 手足をでれーんと伸ばして、ボヤ〜っとした顔のみちくさ さっきまでお節を詰めるわたしとの格闘だった 作業が進まず中断した 部屋中の暖房をかけて、加湿器かけて、ご飯はあるもので 今日はもう作らない お節食べちゃえ 自分の好きなものだけ詰め込んだお節 お雑煮の下拵えも完了してる BGMはスロージャズ 音量は小さく ああ〜YouTubeのプレミアムはいいなあ 3ヶ月の無料期間だけど 今読んでる本は久しぶりの村上春樹「一人称単数」 俗世間から離れるには、村上ワールドがいい…
夢色劇場(シアター)二人きり 酔わせてほしいの アダルト気分で・・・ 私の模写で失礼しました💦半年間のお休みからの連載再開第1話。当時の我々にとっては久々のまどかとの再会。さあはじまりです❗️ シティホテル?バスタオル一枚のまどかがきょーすけに迫る⁉️ベッドに座るきょーすけは後ずさり、明らかに驚きと動揺を隠せません。そんなきょーすけに覆いかぶさるように身を乗り出すまどか。そしてたった一枚の布もハラリと落ち、一糸まとわぬ姿を晒すまどかは、全く動じることなくキスを迫るかのように顔を近づけるのでした。 ん 言葉にならない声を発するまどか。そして”あん❤”なんてカワイイ声まで出して、くんずほぐれつの2…
初めてお酒を飲んだのは中学2年生がもう少しで終わる、14歳の時だった。父方の祖父宅で飲んだ、お正月のお屠蘇である。 『ななちゃんも縁起物やから飲みい』 『春から受験生やし今から縁起かついどけ』 すでに顔が赤い祖父が、同じくらい赤い漆器を手に持っていた。父も少し赤い目で頷いていた。横に座っていた母は何かあった時のためのハンドルキーパーで、飲むフリだけしていた。少し渋い顔をしてこちらを見ている母の手の中に、お屠蘇が並々入った赤い盃があった。 『え〜、うちも飲みたい』 『いやまだちょっと早いわ〜』 『お姉ちゃんの年になったらええで』 『なんやったら今から中学受験考えるか〜?おじいちゃんお金は出したん…
非天夜翔 山には木があり 第20章 屠蘇酒: 冬至は日が短く、すぐに夜になる。姜恒は炭炉を起こしてご飯を作ったが、耿曙は急いで部屋に入って来ると、黒剣を背中に負い、「兄は城を見に行かなければならない。後で帰ってくる。」と言った。趙竭から命令を受けたのだ。 姜恒は夕食をおいた。「一緒に行くよ!」 耿曙は表情を変え、有無を言わさず、家を指して、「怒るぞ」と冷たく言った。 姜恒は仕方なくあきらめた。耿曙は「言うことを聞くんだ。」と言うと兜を抱いて、早足で出て行った。 この夜は晋暦の大晦日だ。作法によれば、明日の朝、鐘が鳴ると百官は天子の前を歩き、郊外の宗廟を祭って、天下の風向きが順調であることを祈る…
非天夜翔 山には木があり 第19章 測れぬ心 翌日、洛陽宮中の空気は張りつめていた。衛兵は皆、巡回を命じられた。と言っても宮中の御林軍はもともと多くなく、しかも800人のうち、50歳以上の老人が9割を占めている。身につけた剣は錆びていて、ただ守っていることを示すためだけにつけられた代物だった。若者はみな本殿前に配属された。 郢、代、鄭三国の特使は、同じ日に到着し、すぐさま殿上で激しい口論を繰り広げた。 郢国特使が言った。「吾王は天下の尊として、決して危険に関わるべきではありません。万が一、蛮夷の手に落ちたらどうなさるおつもりですか。郢地は長江を国境にしており、天険によって守られております。玉璧…
令和3年(2021) 入選作品第84回 令和3年 12月の募集一般の部小林美成子 選 〇背にねむる命の熱し冬銀河 千葉県佐倉市 林 昭太郎〇雪蛍駆け落ちしたる父と母 埼玉県吉川市 石井 カズオ〇山眠る名のある山もなき山も 埼玉県吉川市 石井 カズオ 刈田へと波打ち返す寒雀 埼玉県吉川市 石井 カズオ 決断の革手袋は噛んで脱ぐ 千葉県佐倉市 林 昭太郎 エンディングノートしたため春を待つ 千葉県我孫子市 鈴木 清 理髪店鏡のなかのポインセチア 神奈川県平塚市 高橋 勝久 捨てる雪降る雪運河黒ずめり 神奈川県横浜市 幸子 大根干す軒に明るき里日和 神奈川県大和市 ひろ志 おでん屋のぬくもりにゐる独…
令和元年 平成31年(2019)入選作品第60回 令和元年 12月の募集一般の部小林 美成子 選 〇時雨るるや喪中はがきのまた一人 埼玉県深谷市 潟淵 恵美子〇ご馳走と言えばご馳走牡丹鍋 三重県四日市市 後藤 允孝〇百年越す第一高炉初日の出 福岡県北九州市 高野 裕治 海光はるか紀の国の蜜柑山 千葉県松戸市 吉沢 美佐枝 雪国や雪嫌ひつつ雪を待つ 神奈川県小田原市 白石 正彦 いわし雲足湯に癒す旅疲れ 富山県小矢部市 野澤 多美子 城山へ押し寄せてゆく鰯雲 富山県小矢部市 野澤 多美子 柚子風呂に柚子を投げ合ふ父子かな 富山県小矢部市 松本 よね子 アパートにおひとりさまの聖夜かな 岐阜県岐阜…
ANAホリデイ・インリゾート宮崎の設備・アメニティ情報: 総部屋数214室。館内設備: レストラン、カラオケルーム、宴会場、会議室、結婚式場、大浴場、サウナ、 ... ANA ホリデイ・イン リゾート ホテル - 宮崎県宮崎市 ホテルの目の前は海★非日常的なリゾート空間で上質なひとときを♪ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎ハイクラス 事前カード決済でポイント10%青島温泉宮崎自動車道宮崎ICから国道220号線で15分 空室検索・予約 この宿をクリップする宿メルマガ メールする基本情報料金・宿泊プラン写真地図・アクセスお知らせ・ブログ周辺観光クーポン一覧クチコミ(2599件)ANA ホリデイ…
昔、父の実家が本家で、祖父が当主で、正月には年末から親戚が20人くらいどっと泊まりに来て元旦にはみんな盛装して当主からお屠蘇の盃をいただくってのをやってた親戚は三が日泊まって夜昼なく宴会 その間の、おせち料理つくって正月用の食器出して、布団の用意して客間の掃除して出入りの業者さんに正月のお菓子やお酒発注して、というあれこれは「跡取りの嫁」である母一人でやっていた親戚の女衆も手伝ってくれるけど仕切りは母だから四日になってみんな帰ると寝込むレベルに疲れていたなのに六日七日まで居座る親戚もいてつき合って遊んでる祖父や父に、サツイさえわいた ↓↓続きは画像をクリック↓↓ nantoneko.lived…
ごちゃごちゃとかわいい耳かざり 『宙(そら)』シリーズ、 『濡羽ブラック』 お店にアップしました! この耳かざりも、 淡水パール、ラブラドライト、 ブラックスピネルといった天然石と、 1940~50年代のフランスやチェコ、 ドイツの“ビンテージ”といわれるビーズを 贅沢に使いましたよー(*^▽^*) わたしの基本はいつも、 「自分が付けたいかどうか」 だから作るときは、 ●おもしろい ●ワクっとする ●質にこだわる そういうものがイイな~♪ と思いながら作っていて、 お店にアップするときは、 このワクワクを分かち合いたいな~♪ と思いながらアップしています。 そうそう!! また最近、気がついた…
これまで生きてきた中で触れたたくさんの小説、詩歌、随筆。 その中で、僕の人生に大きな影響を与えた、どうしても忘れられない本、心に残る言葉、心に響く言葉があります。 今回、古今の名作の中からそんな言葉たちを紹介していきたいと思います。 小説(日本) 『蜘蛛の糸』(著:芥川龍之介) 『人間失格』(著:太宰治) 『破戒』(著:島崎藤村) 『門』(著:夏目漱石) 『かのように』(著:森鴎外) 『なめとこ山の熊』(著:宮沢賢治) 『悟浄出世』(著:中島敦) 『鬼平犯科帳(七 寒月六間掘)』(著:池波正太郎) 小説(世界) 『カラマーゾフの兄弟』(著:ドストエフスキー 訳:江川卓) 『ツァラトゥストラはこ…
畑違いな物を偏愛し、晩酌の杯に転用してしまうのが私の悪い癖。自分でも変だと思っているが、楽しくて止められないのです。例えば、、、葡萄柄の蕎麦猪口を、、、赤ワイン専用グラスに!ミニマムサイズのココットを、、、焼酎グラスに!甘味用朱色漆器を、、、お正月お屠蘇専用に!インド産チャイグラスを、、、ジン専用グラスに!廃業したあの民宿の湯呑みは、、、私の宝物!この(一目惚れして買ったった)取っ手が長くて邪魔な奴も、、、屋外宴会時に「一杯くれ!」って時に便利でしょ?ww
最上稲荷の広大な境内の東側には、客殿や根本大堂といった古い木造建築が建つ一角がある。 昭和になってから建てられた仁王門と霊光殿を見た後に、ようやく古い寺院の雰囲気を味わうことが出来た。 根本大堂の周辺の図 山門 国登録有形文化財の山門を潜って、根本大堂のある区画に入った。 山門は、重厚な四脚門である。 山門を入って左手には、大正5年に妙教寺二十世日勝聖人によって再建された大客殿がある。これも国登録有形文化財である。 大客殿 大客殿唐破風 唐破風下の彫刻 大客殿は、東西に長い立派な建物である。大客殿内では、お屠蘇を振舞っているようで、参拝客が続々と大客殿の中に入って行った。 大客殿 さて、大客殿…
初めて飲んだ酒はビールだったか。いやもしかしたらお正月のお屠蘇だっただろう。たしかに子供でも一口程度は唇を濡らしたかもしれない。 大っぴらに飲みだしたのは大学生になってからだ。当時は十八歳であれお構い無し、そんな時代だった。一人住まいを始めたので立ちどころに自分の部屋は法律家を目指していた隣室の男やクラスの仲間たち、むさくるしい男どもで賑わった。毎晩そこで酒盛りだった。騒々しかったのか隣家にすむ大家が時々苦情を言いに来た。 正直ビールは苦いだけだった。T焼酎の純、S社の樹氷。部屋にはこの安い焼酎とウオッカのガラス瓶がゴロゴロしていた。ポテトチップスを手に、これらをコーラで割って飲むと手っ取り早…
「これから将来、五年十年と経つて、稀に皆さんが小学校時代のことを考へて御覧なさる時に――あゝ、あの高等四年の教室で、瀬川といふ教員に習つたことが有つたツけ――あの穢多えたの教員が素性を告白けて、別離を述べて行く時に、正月になれば自分等と同じやうに屠蘇とそを祝ひ、天長節てんちょうせつが来れば同じやうに君が代を歌つて、蔭ながら自分等の幸福を、出世を祈ると言つたツけ――斯う思出して頂きたいのです。私が今斯ういふことを告白けましたら、定めし皆さんは穢しいといふ感想を起すでせう。あゝ、仮令たとえ私は卑賤しい生れでも、すくなくも皆さんが立派な思想を御持ちなさるやうに、毎日其を心掛けて教へて上げた積りです。…