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小田急8000形

(一般)
おだきゅうはっせんがた

小田急の通勤型車両
1982年〜1987年に製造された
基本的には5200形の改良型で、輸送力増強の目的で老朽化した中型車を置き換えた
顔は当時流行していたブラックフェイスを採用していて、前面が一枚のガラスのように見えるのが外見上の特徴である
また、2003年度からは大規模なリニューアル工事を実施している

走行線区

  • 小田急小田原線
  • 小田急江ノ島線
  • 小田急多摩線

全線、どこにいても会える車両である
各停から快速急行まで幅広い運用をこなす、小田急の主力車両
また、箱根登山線の箱根湯本まで乗り入れをする
かつては4両編成を二つ連結して、近郊区間の各停で使用されていたが、今では緊急時以外はやらないようになっている

リニューアル工事の内容

8251F、8255F(2003年)

  • 内装が暖色系に更新
  • 車内に案内LEDを千鳥配置
  • 遮光カーテンを廃止し、UVカットガラスに交換されている
  • 行き先表示のLED化
  • 座席をやや硬めのものに交換

この他、細かいところで更新されている個所がある

8254F、8256F、8258F、8257F、8259F(2004年〜2005年)

  • 上記の更新に加えて、3000形3263F以降のものと同じVVVF制御に改造
  • 小田原方から3両目をM車からT車に改造し、車両番号を「845x」「846x」から「840x」「841x」に改番。更にパンタグラフを撤去

この更新で、3000形とほぼ同等のサービスになっている

8253F(2005年)

基本的には従来と同様の更新だが、

  • 優先席に座席を2:2に分けるパイプを追加
  • 号車表示のフォントが3000形で使われている最新のものになっている

8252F、8261F、8262F、8266F(2006年〜2007年)

この更新から、車体側面と前面に東急5050系みたいなフルカラーLEDを採用している
他は8253Fまでの更新と変わらない

8260F(2007年)

この更新から、内装が4000形ベースになっている
具体的には

  • 普通座席の吊革が長いものを、交互に使用
  • ドア付近の足元に黄色のマットを使用
  • 座席の分け方が、7人がけの場合は「2:3:2」に分けるようにパイプを追加

8264F(2007年〜)

この更新から、足回りの改良が施されていて、具体的には4000形と同様の全密閉型の台車を採用している
走行音は3000形3265Fと似ている

仕様

制御装置

界磁チョッパ制御

加速力はあまりなく、他形式と連結した時によく足を引っ張ってしまう

VVVFインバーター(三菱IGBT(2レベル))

2004年以降の更新車両ではこの制御装置が採用されている
3000形3263F以降とほぼ同等の機器である
重量級の鋼鉄車体でありながら、加速力はかなりある

在籍編成数

6両×16本、4両×16本の計160両
3000形、1000形、5000/5200形に次いで4番目に多い形式となる

MT比率

6両編成(更新前)

4M2T
1000形4両編成と連結すると、連結部から引っ張られる音がかなりする

6両編成(VVVF更新後)

3M3T
足回りは未更新車とは全く別物と考えていい
この更新編成と8000形4両編成を連結すると、同形式なのに加速がギクシャクしてしまうのが難点・・・

4両編成

2M2T
非力なので、どの形式と連結しても足を引っ張ってしまう

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