小田急の通勤型車両
1978年〜1982年に製造された
4両編成と6両編成があり、6両編成には先に製造された4両編成との違いが多い為、一部では6両編成のことを「5200形」と言ったりする
しかし、公式では4両編成も6両編成も「5000形」となっている
ここでは説明の為、6両編成のことを「5200形」ということにする
4両編成に関しては「小田急5000形」をご覧下さい
1969年に4両編成の5000形がデビューし、主に4+4の8両編成で急行に使われていたが、それでも間に合わなくなり、4+6の10両編成で急行運転をすることになった
また、先に6両編成の2600形と9000形がデビューしていたが、2600形は各停用で、9000形は千代田線直通用なので、急行用として5200形を作ることになった
主な違いはこの辺りでしょうか
全線、どこにいても会える車両である
各停から快速急行まで幅広い運用をこなす、小田急の主力車両である
また、箱根登山線の箱根湯本まで乗り入れをする
抵抗バーニヤ制御
加速が滑らかで、スムーズに加速できるのが特徴
主抵抗器が強制通風式なので、常に床下の抵抗器から「ブォ〜ン」という音と共に熱を出している
6連×16本の計108両
6両編成の中では、3000形に次いで2番目に多い
しかし時代の流れには逆らえず、2006年5月になってからはとうとう廃車になる車両*2が出てきてしまった
5200形は1996年〜2002年に大規模な修繕工事を行っており、工事を行った時期によって大きく異なる部分がある
この更新で、全車両とも側扉窓が「Hゴム→金属プレート」か「内抑え式→外抑え式」に変更され、内装が寒色系から暖色系に変更され、座席が青から赤に変更されている
この他、編成によっては、パンタグラフが3個から2個に削減されていたり、ドアチャイムが設置されていたり、前照灯がシールドビーム化されていたりする
4M2T
M車の割合の方が高いので、単独だと加速はそこそこいいような気がします