2008年度の政府の経済対策の一つ。全国民に12,000円を、18歳以下と65歳以上には8,000円を加算して給付。
財源は、赤字国債を発行せず今年度予算で財政投融資特別会計の準備金を取り崩して国債整理基金特別会計に繰り入れた9.8兆円の中から一般会計に移して活用する方針。
給付対象者は、2009年2月1日を基準日として、次のいずれかに該当する者。
申請・受給者は、給付対象者の属する世帯の世帯主(外国人については、各給付対象者)。
支給方法は、世帯主が役所に行って免許証等を提示してその後口座に振り込まれる方法で進んでいる。
(当初、生活支援定額給付金とも呼ばれていたが、単に定額給付金という名称になった。)
2009年3月19日、複数の報道によると、定額給付金の支給手続きを装った手口で、堺市内の80歳代の女性が現金5万円を騙し取られる事件が起きたと大阪府警が発表した。
警察庁によると、定額給付金をめぐる不審な電話や戸別訪問などは19日までに31都道府県で108件あったが、被害としては全国初。