教養としての世界宗教史 (宝島社新書) 作者:島田 裕巳 宝島社 Amazon 宗教学者の島田裕巳さんが語られる宗教史です。 以前、島田さんの『世界史が苦手な娘に宗教史を教えたら東大に合格した』を紹介して、宗教と権力の関りを通して語ることが世界史を理解する上でかなりメリットが多いことを紹介されていましたが、今回はそもそも宗教がどのようにして生まれ、発展してきたかということと、各宗教の原理みたいなモノを紹介されていて、個人的にはかなり興味をソソられるモノとなっています。 宗教史ということなのですが、人類の出現から語られていて、言語を持つことで抽象的な概念を表現することができるようになったことや、…