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季節性情動障害

(サイエンス)
きせつせいじょうどうしょうがい

日照時間が短い秋〜冬(主に10〜4月)にかけてのみ起こる精神疾患の一種。うつ病の一種。
Seasonal Affective Disorder(SAD)。反復性冬季うつ病や冬季うつ病ともいう。

概要

秋または冬に抑うつが始まり、春や夏になると治まるという特有のサイクルを繰り返す。
この症状の多くは、普通のうつ病と同じであり、判別が付きにくいとされる。

症状

  • 気分が落ち込む(午前中のほうが症状が強い)
  • 気力がなくなる
  • 元気が出なくなる
  • 生きる張り合いがなくなる
  • 物事を楽しめない
  • イライラする
  • 人と会いたくない
  • 性欲が減退する
  • 朝起きるのがつらい
  • 日中にも眠気を感じる
  • 高炭水化物の食品への食欲が高まる

原因

冬場の日照時間不足が原因であるとされる。特に現代の生活では屋内で過ごすことが多く、日光に当たる時間が少なくなることで、脳内でセロトニンの分泌が減り、うつ病になりやすくなると考えられている。また他の型のうつ病と同様、妊娠可能な年齢の女性に最も多く見られる。ちなみに赤道近くに住む人が罹ることは少なく、赤道から離れるほど患うリスクは高まるとされる。

対策

  • できるだけ屋外に出て、日光に当たる
  • 屋外で軽い運動を行う
  • 家族や友人に相談する
  • 光療法

参考リンク


季節性うつ病 (講談社現代新書)

季節性うつ病 (講談社現代新書)

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