松谷みよ子さんと太田大八さんが手がける一寸法師。 私も子どもと一緒に初読みでした。一寸法師のお話もこれが初めて。 一寸という大きさがわからない子どもでしたが、絵を見て、 小さな人だ~?赤ちゃんなの?赤ちゃんより小さいね~と 不思議そうに見ていました。 子どもが欲しかったおじいさんとおばあさんは、神様から小さな身体をした 男の子を授かりました。花の蜜で育て、大きくなるとごはんを一粒ずつ与えました。 あまりに小さいので、同じ年頃の子からいじめられていましたが、 ある日一寸法師は、もっと広い世界を知りたいと旅に出ることを決意しました。 針を剣替わりに持ち、おわんに乗って川を下り、箸でお椀の船をこぎま…