Lee Daniels' The Butler
綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、一人で生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、遂には、大統領の執事にスカウトされる。 キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・、アメリカが大きく揺れ動いていた時代。 約30年間ホワイトハウスで過ごしてきたセシルは、歴史が動く瞬間を、最前で見続けながら、忠実に働き続ける。 黒人として、そして、身につけた執事としての誇りを胸に。 だが、世界の中枢にいながらも、夫であり、父であったセシルは、家族と共に、その世界に翻弄されていく。
「世の中をよくするために、父さんは白人に仕えている」
そのことに理解を示す妻とは別に、父の仕事を恥じ、国と戦うため、反政府運動に身を投じる長男、 兄とは逆に、国のために戦う事を選び、ベトナムへ志願する次男・・・。
激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは?そして人生の最後に流した、涙の理由とは―
(公式サイトより)
*1:Rated PG-13 for some violence and disturbing images, language, sexual material, thematic elements and smoking.