日本では250万人いるといわれる人格障害。
「統合失調症(精神病)と神経症の境界」と以前の精神医学では定義されていたが、現在はその意味ではなく、一つの臨床単位となっている。
境界型人格障害、境界性パーソナリティ障害、ボーダーライン、ボーダーともいう。
下記のような特徴でもって語られることが多いが、安易な非専門家による自己診断は厳に慎むべきである。
なお、境界例と境界性人格障害の定義が明記されていないことにも留意されたし。
- 自分の生き方がわからない。
- 現実を理解する能力が貧弱。
- いつも場違いな所にいるように感ずる。
- 自分のすべてを受け入れてもらいたいと望んでいる。
- 感情の移り変わりが早く人間関係が不安定。
- 愛し方が不十分であるという理由で相手を責めたてる。
- 仕事に不満を持ちやすく転職を繰り返す。
- 一見、周囲にうまく適応して見えることもある。
- 自分と他人との境界があいまい。
- 他人への評価が極端から極端へと揺れ動く。
- 人生の価値観や目標が突然変わったりする。
- キレやすい。
- 二者関係にしがみつく。
- 自殺未遂を繰り返す。
- アル中、浪費癖、過食、淫乱、ギャンブル狂、暴走行為、薬物中毒
- などなど