はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と六十八 「ジゴクノサタモ・・・」 人が人である限り、絶対にできないようなトンでもないコトを、人が、仕出かしてしまった時、その、仕出かしてしまった人は、もう、すでに、本来のその人自身ではないような気がしてならないんだよな~、と、ポロリと重く、ひたすら重く呟いたAくん。 あ~。 いわゆる、悪魔、悪魔というヤツだな。 Aくんとの会話の中で、度々登場してきた「悪魔」。 その、悪魔の仕業ということか。 しかしながら、ナニかが引っ掛かる。 人が人でなくなってしまったとしか思えないようなトンでもないコトが起こったとしても、その全容を、おいそれと解明などできそうに…