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北斗星

(地理)
ほくとせい

概要

上野−札幌間を結ぶJR東日本とJR北海道が運営する寝台特急列車。1988年の青函トンネル開業に伴って登場した。

2015年3月に臨時列車となり、同年8月に廃止される予定となっている。

従来と同様に24系客車を使用するが大幅な改装を加えられ、それまでの『寝台列車』のイメージを変えた列車としての功績は大きい。


cf. カシオペアトワイライトエクスプレス

編成内容

一人用A寝台個室ロイヤル、二人用A寝台個室ツインデラックス、二人用B寝台個室デュエット、一人用B寝台個室ソロ、開放型二段式B寝台、ロビーカーを備えている。
また、食堂車「グランシャリオ」が営業している。夕食は事前予約制だが、予約時間帯の終了後も軽食などが用意され、予約なしでも利用できる。また朝食も和定食・洋定食がありいずれも予約不要だが、食材積込の準備数に限りがある(特に和定食が先に出払う場合が多い)。

運行形態

4月2日上野発よりカシオペアと交互に運転され、8月23日上野着で運行を終了する予定。

牽引機

  • 上野〜青森:EF510型「北斗星」色または「カシオペア」色(運用上は特に区別されていない)
  • 青森〜函館:ED79型
  • 函館〜札幌:DD51型「北斗星」色


(※ EF510型導入前に運用されていた、EF81「北斗星」色。側面に流星のイメージをまとっている。)

備考

  • 津軽海峡線開業当時は3往復設定があった(そのうち1往復は季節列車扱い、残る2往復はJR東日本とJR北海道が互いに編成を出し合った。)が、青函トンネル開業ブームの収束と「カシオペア」の運行開始、そして青函トンネル内の北海道新幹線建設工事の間合いを確保するため、現在の1日1往復となった。現在の編成はJR東日本とJR北海道の車両の混成編成となっている。
  • 災害などによる東北本線不通時には大宮青森間で高崎線上越線信越本線羽越本線奥羽本線に迂回(「あけぼの」と同一ルート)、あるいは北上青森間で北上線奥羽本線に迂回させて運転することがある。
  • 以前は、夏季に『北斗星小樽号』として1日下り列車1本が小樽まで延長運転されていたことがある。
  • 以前は、多客期に「北斗星81号・82号」「エルム」など臨時列車が同区間で運転されていた。また、臨時列車「北斗星トマムスキー(北斗星トマムサホロ)」として冬期間に苫小牧から早来・追分・石勝線経由でトマム新得)まで運転されたこともあったが、いずれも最近は設定が無い。
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