hua4jin4(ホァジン)
中国武術用語
相手の勁を変化させること(化、ホァ)。聴勁も参照されたし。特に太極拳で重要視される。
相手の勁を聴くこと(聴勁)ができて、自らも正しく勁を出す事(発勁)ができてはじめて化勁の必要条件が満たされる。
化勁の最初の段階では相手の勁を自分の脅威とならない方向に変化させる。さらに段階が進めば相手の勁を利用しつつ、自分の勁を加えそのまま相手を崩すことが可能になる。したがってレベルの高い太極拳家等、化勁の上級者に攻撃を当てるのは至難となる。
先日の推手講習会で、習った事を書いておこうと思う。 緩んで相手を引き込む所迄は、皆さん上手に出来ているが、その後ほとんどの人が、反動打ちをしている。それでは打つ時に、相手とぶつかる事になる。反動打ちも一つの技ではあるが、ソフトに勁を返す事を心がけて欲しい。どこまでも相手とぶつからないのが太極拳であると理解して欲しい。との事。 攬雀尾の掤/捋/擠/按の動きの中で、勁を受けたり返したりの、応用動作を練習した。擠が終わった後、伸ばし広げた手は、相手を浮き上がらせながら引き込み、ほんの少しだけ下按してから前按に行く。前按の時も相手とぶつからない様に練習する。この感覚は相手からの掤勁を掤で返す時も、相手…
コロナの時期だからとか、相手が居ないからとかの言い訳をして、推手講習会にはあまり参加して来なかったが、先日、久しぶりに参加した。 自分が理解できた事/疑問に感じた事/課題だと感じた事を纏めておこうと思う。 推手では、自分勝手に動いて、手を引っ込めたり、無理やり押し込んではいけない。不丟不頂(プーティユプーティン)と知ってはいるが、実践出来ているだろうか。 お互いに接したときの圧力をずっとキープしたまま動く事が大切で、その圧力はほんの小さな圧力の人も、結構、強い人もいる。両方とも正しいのか?疑問に思っている。 相手の推してきた力を、自分の足裏(脚底下)で受けるのは、結構難しい。途中で、肘とか肩と…
太極拳で要求される身体の柔らかさを考える時、いつも思い出すのが、一昔前の大横綱、大鵬の相撲であり、身体つきだ。 私が中学校に通う頃には、テレビが一般家庭にも普及して、相撲では大鵬と柏戸が東西の横綱を張る「柏鵬全盛時代」であった。大鵬は「柔」の代表で「巨人、大鵬、卵焼き」と並び称された様に、子供達のヒーローであり、憧れだったし、女性にも人気が有った。一方の柏戸は、直線的なスピードで勝負する「剛」の代表として、成年男性の人気を博していた様に思う。 相手が頭で当たって来ても、吸収してしまう大鵬、相手よりも強力なパワーで跳ね返し押し返してしまう柏戸、と言う風に、取り口には対照の妙があって、見る者を興奮…
昔の太極拳の資料を整理して居たら、日本武術太極拳連盟の資料で「4段位技術教程」と「5段位技術教程」と言う資料が出てきた。「5段位技術教程」は下記との事。 1、「24式太極拳」演武における内外相合=「外三合」と「内三合」(意・気・勁) 2、伝統太極拳演武における内外相合=「外三合」と「内三合」(意・気・勁) 3、推手演練(四正手)における聴勁・運勁・化勁・発勁 5段を認定された者はまだいない様だが、どのような昇段試験をして認定するのか、少し興味がある。 「4段位技術教程」の習熟度を確認するだけか、それとも「5段位技術教程」の一部を確認項目に取り入れるのだろうか? 伝統太極拳には、呉・楊・陳・武・…
1、推手実戦の際は、自分を虎だと想像しなければならない。精神を高度に集中させ、常に相手の攻撃に備え、心が粗く意が大であってはならない。虎に直面して、一瞬でも油断すれば命の危険に直面することを想像してほしい。 2、推手の際は、両手がまるでマムシが体に巻きついているかのように想像し、相手が身を逃そうとするのを難しくさせなければならない。 3、推手で発力をする時は、「驚炸力」がなければならない。つまり、相手に一定の振動を与え、勁は冷、脆、猛がなければならず、まるで爆弾が爆発するようでなければならない。 4、推手は二人の試力とも言える。相手からの圧力の下で、自分の力量の平衡を守りながら、常に相手の平衡…
遒放は筋骨を非常に高い水準まで鍛錬した結果、人体に自然と現れる一種の状態であり、また一種の能力である。王薌齋老先生はこの状態と能力を遒放と呼んだ。王老先生は生前よく「放を欲すれば先ず遒せよ」とも言っていた。放人しようとするなら、まず「遒」しなければならない。遒とは何か? 遒とは収の意味であり、内外牽掛である。外牽掛は収の意味であり、内牽掛は挣の意味である。内外の牽掛は意であり、この意の出現によって人は挣と収の二種の異なる力を同時に具備することができ、しかもそれは断続的ではない。久しくこの力を練習して熟練し、大きくなれば、遒放自在の能力が形成される。 人が遒放の能力を具備すれば、技撃の際に二力が…
はじめまして。パスタブと申します。 初めての投稿(?)ですので、自己紹介のような投稿になります。 ・注意書き的な ・どういう人なのか ・ゲームブログを始めた理由(自分語り(というかゲーム語り)が超多い(まじで)) ・ゲームブログを始めた理由(真) ・私が好きなゲームなど ・概要です! ・方針的な ・読んでくださりありがとうございます ・注意書き的な ブログを始めた理由?コンセプト?(と、私の(逆張り的な←)性格)上、万人受けするブログにはできないと思います。ごめんなさい!! ・どういう人なのか 注意書きにも書かせていただいた通り、いわゆる逆張りタイプです(´;ω;`)。 このゲーム面白かったな…
今年(2024年)も、早くも1月が終わりです。 まだまだ寒い日が続いているので、エアコンがないと厳しいです。 眠るときも、毛布にくるまって眠ってますので。 気がつけば、300000PVを超えていました。 ありがたい限りです。 coublood.hatenablog.com はてなブログに移転してきて約3年半になるんですね。 時が流れるのは早いものです。 寒いと暖かいものを食べたくなりますが、近場になかなか良い店がないので、もっぱら吉野家へ。 色々なメニューがあり、寒いと牛すき鍋膳などが温まっていいかなとは思うんですが、結局は自分の中で定番である牛鮭定食か普通の牛丼に収まりますね。 紅生姜たっぷ…
"究極的な正義"を志向して有意義な議論をすることは可能か。この問いに肯定的に答える理路は、概ね以下のようになるだろう。 正義の実在(もしくは実在の不在)を主張する場合、その実在に絶対確実の客観性が伴うものとして主張することはできない。なぜなら、「ある」も「ない」も、一つの信念・命題として意識され把握される限り、必ず「と私は考える」の形に回収することが可能だからである。従って、絶対確実の客観性をともなった正義の実在論(正義は絶対確実に存在する)や非実在論(正義は絶対確実に存在しない)など、実在に関する積極的な主張は全て未達に終わる運命にある。このような相対主義の洞察は、まずは正しい。ただし、その…
2023年にプレイして良かったゲームの振り返り。 特に良かったゲーム ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム サイバーパンク2077 良かったゲーム Wo Long: Fallen Dynasty ホグワーツ・レガシー ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON FORSPOKEN Stray デイヴ・ザ・ダイバー 火山の娘 Cult of the Lamb Asterigos: Curse of the Stars Ori and the Will of the Wisps 7 Days to End with You まとめ 特に良かったゲーム ゼルダの伝説 …
一回してみたかったけど今年は残業が多かったり精神的にやられたりであまりゲームできなかった……。 *当ブログはネタバレを含みます。 本編 感想 次回・前回 本編 ふつうは何本か候補を上げるんだろうけどいかんせん今年クリアまでしたのが少なくて……。 とりあえずクリアしたものだけあげちゃうか。 タイトル名を上げ指を折って行ったら意外とクリアしていた。 なんだ少ないと思ったが意外とやってるじゃんってなことでさっそく行きましょう。 因みにくそ日記に取り上げてないものですがゆるして。 第3位. 『Wolfenstein : THE NEW ORDER』 いきなりシューターゲーム。見た目からして硬派なオンラ…
毎年最後の更新は、今年遊んで印象的だったゲームを振り返ります。 2023年に私がプレイしたゲームなので、それ以前の発売の物も含まれます。 ハード表記は私がプレイした機種となります。 感想はプレイ当時のもので、アップデート等により現在のバージョンとは内容などが違うかもしれません。ネタバレ等もあります。あしからず。 ・Series X『Hi-Fi Rush』 BGMに合わせて攻撃する、リズムゲー+3Dアクションゲーム。プレイヤーも敵も、攻撃も防御も全てがリズム。 ただリズムに合わせれば良いだけではなく、敵を打ち上げて自身も空中へ追いかけるコンボが強かったり(DMCフォロワーだとは思う)と、ザコ多数…
反省して来年から頑張ります。 なので今年は気にしません。 作家は、武術で言う化勁の域まで勝手にたどり着いた人しかなれないイメージがある。それを言ったら武術の人に失礼かもしれないけど。 まぁ「作家になる」とか言ってる時点で僕は雑魚なんだよね。 「なる」「ならない」の問題じゃない。 書くだけなんだよなぁ。なるならないの境界線がどこかにあるわけじゃない。 ラノベ作家で夏目漱石の小説を諳んじることのできる人がいるって聞いたことがある。積むってのは多分そう言うことだったんだろう。純文の作家でも作家志望のときは延々と源氏物語を読み継ぎ続けてた人とかいたよね。 でも当時の僕はよくわからなかった。 まぁ努力が…
化勁より発力! 意拳推手の問いかけるもの 登場する先生 王岳峥 (日本意拳協会) 内容 意拳の推手の特徴 推手で会得するべきこと 全ては基本の中にある 印象に残った言葉 意拳の推手は太極拳などの推手とは大きく異なります。特徴的なのは活歩、つまり足を自由に移動させながら行う点です。そして、決まった動作を行うのではなく、常に相手を打つという意識の元に行います。その意味では非常に攻撃的だといえるでしょう(王岳峥) 推手は断手(散打)に入る前段階の練習です。相手と接触した状態で相手のコントロールをするとともに、常に、自分に有利な体勢を探すのです(王岳峥) 王薌齋先生は、その著書の中で、意拳の場合は推手…
先日の推手講習会で習った事。マスター出来てない事も、備忘録として記しておく。 ①四正手の最初の掤を甲から受け、乙がその勁を足裏に落とし甲に返す練習をした。・虚領頂勁し、肩甲骨/背骨/腰を緩め、丹田を感じる合の感覚で緩んで受ける。・勁をちゃんと足裏に落とし込めば、甲にその勁が返って行く事を理解する。・勁が返って行くのと同時に、前後左右上下に、数センチ広がれば、更に効果がある。・足裏に落とし込もうと、緩んだつもりが、実は萎えてしまっている事が多い。・緩める時、勁を返す時は、夫々2段ロケットのイメージ。まず身体が次に腕が動く。・手を緩め引いたり、膝を曲げると、かえって萎えてしまい、勁が足まで届かない…
どうも。 今回はコーエーテクモゲームス×EA(エレクトロニックアーツ)が送るからくり狩猟ゲー。 『WILD HEARTS(ワイルドハーツ)』についてまたまた書きます。 前記事では前回4月のアップデート内容について書いてます。 koyagi123.hatenablog.com 良ければ是非上記の記事もご一読ください… さて、今回は5月16日に来たアップデートを主にプレイ状況を書いていこうかなと。 今月もすごいです…ちゃんと限界突破システムにも手を入れてくれてて俺的にはもうここだけで100点満点中…120点~! それでは本題へ。