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刑法学者。首都大学東京 都市教養学部長・社会科学研究科長。(2005年現在)
著作の刑法関連の教科書・判例集は司法試験受験者に定評があるが、一般の刑法学者からの評価は高くは無い。
他に、刑法的な観点から犯罪問題について言及した著作もある。少年犯罪が社会的問題になった時には少年犯罪は「深刻化(増加・凶悪化)」しているとの認識を持ち*1、厳罰化を主張した。だが、前田の著書で示されている犯罪統計の解釈・処理に疑問・不透明な部分があり、多くの論者から批判されている*2。またロビイングも活発に行っているが、東京都情報公開審査会の委員などの公務にも就いていることもあり、都民からはすこぶる不評である。
かつてはリベラル刑法学者として名を馳せたが、転向後は行政機関の委員を渡り歩いている。
その主張の是非は二つ目のURLなども参照しつつ、各自判断して頂きたい。
今になってCG事件の判決が効いています。 実在児童が自撮りで供給してくれるので、CG・手描き・AIの需要は少ないと考えています。 CG(実は手描き)事件では、警視庁は、既存の児童ポルノ写真集の「つぎはぎ」として立証したんだが、実際にはPhotoshopで白紙から筆で描いていたので、児童の実在性とか姿態の実在性が争点になった。 裁判年月日 平成28年 3月15日 裁判所名 東京地裁 裁判区分 判決 事件番号 平25(特わ)1027号 事件名 児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反被告事件 裁判結果 有罪(懲役1年及び罰金300万円、執行猶予3年(求刑 懲役2年及び…
かすがい現象否定説の文献起訴状では侵入罪+A罪が牽連犯とされ、訴因変更で、侵入罪とB罪が牽連犯ということで追加されることがあります。そういう場合には、訴因変更の違法を主張すれば、請求を受けない事件について判決をした違法(刑訴法378条3号 最二小判昭和33年2月21日刑集12巻2号288頁*1)になる可能性があります。 控訴理由第※ 法令適用の誤り・訴訟手続の法令違反~住居侵入罪をかすがいとするかすがい現象は違法である 120 1 かすがい現象 120 2 法文解釈 122 3 かすがい現象に批判的な学説 126 正田満三郎刑法体系総論p339 126 中谷 裁判例コンメンタール刑法1巻 12…