おかん系魔王と自堕落勇者のドタバタ共同生活アニメ、今回は捨てたはずの過去がワンルームに迫ってくるお話。 このアニメの強み(だと僕の感じている)バランスの良さは今回も健在で、希望と栄光に満ちた過去と何もかも変わり果てた今が対比され、第2話まで支配的だったグダグダダイナシ感がちょっとナリを潜めて、行く所まで行ってしまった勇者パーティの現状をシリアスに掘り下げていった。 『このまま重たい展開に沈んでいくのかな?』と思わせておいて、ずーっと画面の端っこ専有して気になってた幽霊がいい塩梅にひっくり返して、生真面目一本で進むかどうかはまだまだ保留というオチの付け方も、とっても良かった。 ここら辺の押し引き…