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伊予鉄道

(地理)
いよてつどう

[英語表示] Iyo Railway Co.,Ltd
伊予鉄道株式会社は、愛媛県松山市に本社を置き、電車・路線バス等を展開する事業者。愛称「いよてつ」。
1887年9月14日設立(1888年10月28日営業開始)。
夏目漱石坊っちゃん」で「乗り込んでみるとマッチ箱のような汽車だ」と紹介される鉄道の流れを汲む。
ターミナル駅は松山市駅。
駅ビルの核店舗は「いよてつ高島屋」*1 *2
2004年3月〜8月31日までICカードを試験導入し、2005年8月23日に「ICい〜カード」として本格導入。日本初の電車・バス・タクシー共通のICカード。これに伴い、磁気式い〜カードは2005年10月31日に発売中止となった。

軌道(通称:市内電車・営業キロ数:9.6km)

松山城を中心とした環状路線とそこから分岐した3本の路線を持ち、基本的に下記の5系統で運行する。

1系統
松山市駅JR松山駅前木屋町鉄砲町大街道松山市駅
2系統
松山市駅大街道鉄砲町木屋町JR松山駅前松山市駅
3系統
松山市駅大街道道後温泉
5系統
JR松山駅前大街道道後温泉
6系統
本町六丁目大街道道後温泉

松山市駅・JR松山駅・大街道・道後温泉など市内中心部の要所を結び、電車のほかにディーゼル車輌(坊っちゃん列車)も走る。
運賃は大人160円の均一料金、坊っちゃん列車は大人500円(1乗車)となっている。
車輌はナニワ工機(アルナ車両の前身)が製造した各種の旧型車に混じり、新製配置の低床電車が数を増やしてきている。後述の「リトルダンサー」もアルナ車両(←アルナ工機)製である。

旧型車 2000系
低床車2010系 リトルダンサー
坊っちゃん列車

鉄道(通称:郊外電車,営業キロ数:33.9km)

松山市駅を起点に郊外3方面の路線を持ち,周辺市町(東温市・松前町・伊予市)にも駅を持つ。
大手町駅踏切では、路面電車と直角に平面交差(ダイヤモンドクロッシング)しており、日本に現存する、鉄道線と軌道線によるダイヤモンドクロッシングとしては、唯一である。
廃線後に急速に発展した松山市南部方面行きの森松線を惜しむ声が未だに多い。

1970年代以前より、3両固定編成を運用していた都市型輸送路線。
使用している車両は以下の形式である。

以上が、主力である。
各形式とも、車内乗降ドア鴨井部にLED案内装置を配置し、隣接駅の他バスネットワークへの乗換え案内を流しているのが特徴。

過去の車両

バス

松山市を中心に100円バス・近郊路線バス・高速バス等を展開する。
南予方面・上浮穴郡方面の子会社、伊予鉄南予バスもある。

*1:旧名「いよてつ百貨店」(〜2002年)。

*2:旧名「いよてつそごう」(〜2001年)。そごう系列で唯一破綻しなかった企業。後に高島屋グループ入り。

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