仙石線は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の鉄道路線。
あおば通駅〜石巻駅間49.0km(JR東日本)、陸前山下駅〜石巻港駅間1.8km(JR貨物)。
東北地区のJRでは唯一、直流電化を採用している路線である。
駅名 | よみ 「えき」は略 |
接続路線 |
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あおば通駅 | あおばどおり | 仙台市地下鉄南北線 |
仙台駅 | せんだい | 東北新幹線・秋田新幹線 東北本線、常磐線、仙台空港線 |
榴ヶ岡駅 | つつじがおか | - |
宮城野原駅 | みやぎのはら | - |
陸前原ノ町駅 | りくぜんはらのまち | - |
苦竹駅 | にがたけ | - |
小鶴新田駅 | こつるしんでん | - |
福田町駅 | ふくだまち | - |
陸前高砂駅 | りくぜんたかさご | - |
中野栄駅 | なかのさかえ | - |
多賀城駅 | たがじょう | - |
下馬駅 | げば | - |
西塩釜駅 | にししおがま | - |
本塩釜駅 | ほんしおがま | - |
東塩釜駅 | ひがししおがま | - |
陸前浜田駅 | りくぜんはまだ | - |
松島海岸駅 | まつしまかいがん | - |
高城町駅 | たかぎまち | 仙石東北ライン(岩切駅方面) |
手樽駅 | てたる | - |
陸前富山駅 | りくぜんとみやま | - |
陸前大塚駅 | りくぜんおおつか | - |
東名駅 | とうな | - |
野蒜駅 | のびる | - |
陸前小野駅 | りくぜんおの | - |
鹿妻駅 | かづま | - |
矢本駅 | やもと | - |
東矢本駅 | ひがしやもと | - |
陸前赤井駅 | りくぜんあかい | - |
蛇田駅 | へびた | - |
石巻あゆみ野駅 | いしのまきあゆみの | - |
陸前山下駅 | りくぜんやました | - |
石巻駅 | いしのまき | 石巻線 |
直流電化のため、車両は首都圏で使われた中古車両を使用しており、現在は205系(3100番台、4扉4両)が運用しているほか、仙石東北ラインを直通する専用車両として、HB-E210系がある。
仙台市内(あおば通駅−苦竹駅)で地下区間が存在するが、現路線とは別に、仙石線の前身の宮城電気鉄道が、仙台駅−東七番丁駅(仙台東口駅)間を地下区間として建設した経緯があり、これが、日本で最初に開業した営業用の地下路線である*1。
当初計画では、宮城県庁付近を起点とし、東北本線を立体交差するために建設されたものであったが、宮城県庁までの延伸は資金難と仙台市電の開業により断念され、1952年には路線短縮により地下区間が廃止となった。
現在の地下化区間は、「JR仙石線連続立体交差事業」において建設され、あおば通駅 - 仙台駅間の新設を伴って、2000年に完成した。
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*1:日本初の地下鉄である東京地下鉄道(現東京地下鉄銀座線)の開業よりも2年半早い