一条真也です。29日、アカデミー賞で作品賞をはじめ7冠に輝いた映画「オッペンハイマー」がついに日本公開されました。わたしは、シネプレックス小倉の1番シアターで鑑賞しました。小倉は広島に次ぐ原爆投下予定地でしたが、投下当日に長崎に変更された街です。これほど鑑賞前に意見を多く述べた映画も初めてですが、実際に観た気分は最悪です。 ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「『原爆の父』と呼ばれたアメリカの物理学者、J・ロバート・オッペンハイマーを描く人間ドラマ。ピュリッツァー賞を受賞したカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンによる伝記を原作に、人類に原子爆弾という存在をもたらした男の人生を描く。…