伝統から考えると、既に男系継承に定着した日本皇室は、突然女系継承に変更すると、上記した男系の定義も女系の定義もも合わなくなる。これを女系と称する定義拡張に対する批判として提唱されている。
男性経由でも女性経由でも初代の天皇に遡らないようになると、皇室自体の意味も無くなって、存在意味が疑われるではないかと万世一系の伝統を重視する立場から女系天皇容認問題の論点となっている。