櫃石島橋は、香川県の羽佐島と与島の間に架かるトラス橋(2径間及び3径間連続トラス橋)で、上層が道路、下層が鉄道となっている鉄道・道路併用橋である。
橋長は850m、最大支間長は245mで、「瀬戸大橋」と総称される6つの橋梁のうち、四国側から3番目に位置する。
S字カーブを描く橋梁のため、吊り橋や斜張橋といったケーブルを用いた構造をとることが困難であったことから、トラス橋が採用された。
橋梁自体は日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)が保有し、道路部分は本州四国連絡高速道路(JB本四高速)が瀬戸中央自動車道として、鉄道部分は四国旅客鉄道(JR四国)が本四備讃線として、それぞれ管理・運営している。