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三好春樹

(一般)
みよしはるき

理学療法士(PT)。生活とリハビリ研究所代表。


1950年(昭和25年)生れ。


高校(広島市内にある私立の超進学校・修道高校)中退(卒業式の1日前に退学処分を受けたとか?)の後、数々の職業に就き、1974年(昭和49年)から広島県内の特別養護老人ホームに生活指導員(今でいう男性介護職員)として勤務。


※中退されなかったら、東京大学、法学部に現役入学だったでしょう。卒業後は、弁護士さんか、ジャーナリストになられたのではないかと思います。ご本人に尋ねたことがあります。ま〜あ、普通の理学療法士さんとは全く異質の人です。まともに議論したら、絶対に負かされますね。剃刀のように恐ろしいほど、切れる人です。最近は少し甘味が出てきました。2人の子持ちパパですから・・・。


文部省大学入学資格検定を経て、九州リハビリテーション大学校へ入学後、老人介護の現場で老人のリハビリテーションに従事する。


※特別養護老人ホームに復帰後、広島県老人福祉施設連盟から『リハビリ用語集』という冊子の取りまとめをされています。とても小さな本ですが、今や幻の名著です。著作権のことが制約になって、復刻はできないでしょう。


1985年(昭和60年)に退職、生活とリハビリ研究所を主宰し、各地の通所訓練や在宅訪問に関与しながら全国で、「生活リハビリ講座」を開催。年間動員数は50,000人にのぼる。


三好春樹さんは、「風呂嫌いのおばあさんがなぜ入ったのか?、その『?』の現場の中に介護がある」と、関係障害論の視点から新たな介護の考え方、老いの見方と実線法の事始めを提起し、全国の老人ホームや介護現場の枠組み転換に多大な影響を与えている。


既成の介護方法や高度医療への疑問から「オムツ外し学会」「チューブ外し学会」を立ち上げ、介護、看護、リハビリの枠を越えて、医療や心理、思想領域にまで独自の考え方を広げている。


※私の自慢は、第一回オムツ外し学会の立ち上げに関わっていることです。KJ法の創始者・川喜田二郎先生の移動大学の立ち上げに参画できなかったことを、三好春樹さんの会で晴らすことができました。昭和63年(1988年)秋、広島市東区区民会館で、「老人ホームがかわった」というテーマで実践報告をさせてもらいました。高齢者介護の歴史に残る集まりでした。


高齢者ケアの情報誌(元気が出る情報交流誌)『Bricolage』発行人として執筆活動も展開し、著書に『関係障害論』『じいさん・ばあさんの愛しかた』など多数。
(http://www.wakuwaku.ne.jp/murakami/ana990807c.html)

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