一澤帆布工業。京都・東山知恩院近くにある全国的に有名なカバン屋さん。
元々は職人さん向けに各種の帆布(キャンバス地)製のカバンを作っていたが、近年ファッションアイテムとしても注目されている。
2005年、創業者一族の間で相続争いが起こり、故・一澤信夫前会長の三男・信三郎氏が長男・信太郎氏に社長の座を追われた。信三郎氏は、同氏の長女が設立した製造会社「一澤帆布加工所」で製作される製品を販売する販社「一澤信三郎帆布」を設立し、2006年4月より店舗営業を開始すると発表した。この分裂騒動以前より「一澤帆布工業」で製作に当たっていた職人は信三郎氏を支持してその下に集まっているとされ、今後の動向が注目される。
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