Der tot in Venedig
トーマス・マン著による小説。 後にベンジャミン・ブリテンがオペラ化。 ルキーノ・ヴィスコンティも『べニスに死す』として映画化。
Der Tod in Venedig
ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)
Britten: Death in Venice Complete
Death in Venice
Death in Venice [DVD] [Import]
Benjamin Britten - Death in Venice [DVD] [Import]
1909年から1929年にかけてパリで席巻したロシアのバレエ団「バレエ・リュス」について、舞台芸術のカラー図版を大量に交えて紹介する本。 バレエ・リュスについては、ピカソが舞台美術を描いていた、ということくらいは知っていたのが、逆に言うとそれ以上のことはよく知らず、なんでピカソがロシアのバレエ団の舞台美術をやってたんだ、というぼんやりとした謎であった。 ただ、最近、改めてこの時代について調べようと思ったときに、明らかに重要な存在だなと気づき、この本を読むことにした。また、 青柳いずみこ『パリの音楽サロン――ベルエポックから狂乱の時代まで』 - logical cypher scape2、海野弘…
ハモンド・オルガン 最近ショックだったのは、長年信じていた曲の演奏が別物だったことで、Youtube のおすすめでそれが判明するというコンピュータ時代の恐ろしさを味わったことです。 以前記事に書いたのですが、長年ハモンド・オルガンのスイングした曲で、「君の住む街で」や「シャレード」の演奏を探していたのですが、「シャレード」の方はコンピレーション版で見つけた Si Zentner 楽団の演奏だと信じて、「君の住む街で」の方を探し続けていたのですが、 Si Zentner 楽団のレコード・カタログを見ても出てこないので、別々の楽団の演奏かと考えるようになっておりました。 fortran66.hat…
仰々しいタイトルに気圧されて敬遠していたのだが、kindleunlimitedで無料だったので(月会費は払っているが)読んでみた。光文社古典新訳文庫の編集者の駒井稔さんが、各翻訳者に話を聞くという体裁になっていて、いわばプロモーションイベントを活字化した本である。フランス、ドイツ、英米もの、ロシア、その他(日本・アフリカ・ギリシア)と分かれているので、前編は、仏独に絞ることにする。書店でもみたが、新書としては厚手の本だ。 近年の実学重視を逆手に取ったタイトルなので意表を突いている気もするものの、著者自身も「文学がすぐには役に立ちません」と書いている。だからこそ、教養だとも言えるのかもしれない。…
こんな記事を読んだ。 AAAの與真司郎氏のカミングアウトに関する記事であり、ほとんど全面的に同意できる。なかでも、非常に興味深いと感じたのが以下の箇所だ。 最初の右派アカウントのツイートのリプ欄の「ゲイ差別のない日本」と書いてる人いて、すごい認知だなと思うけど(マツコ・デラックス氏などがテレビに出ていることや、江戸時代以前の男色文化などを証拠として「ほら受け入れられてるじゃん」という認識らしい)、現実には「当たり前のようにスルーされる」からはほど遠い。例えば「眼鏡をかけてる人」をいちいち珍しがらないのと同じくらいには全くなってない。 それな! この頃、「日本に同性愛者差別はない/なかった」とい…