ユーコン準州(Yukon Territory)
カナダを構成する州(準州)の一つ。名前の由来はユーコン川から。
全体としてはほぼ直角三角形になっている。ブリティッシュ・コロンビアとの境界が底辺、アラスカとの境界線が垂線、北西準州との境界線が斜辺となる。
州都ホワイトホースは人口23,511人(2005年12月集計)で、準州の人口の4分の3が集中する最大都市*1である。
ゴールドラッシュの影響で1898年7月13日に北西準州から分離してカナダ連邦に加入。が、そのゴールドが枯渇したので人口減少*2。
以後、アラスカ・ハイウェーが建設されたり、鉱山開発が始まったりで人口増に転じている。
一応、議院内閣制による準州政府を持つ。準州議会(任期4年)では最大政党ユーコン党他4党が18議席を分け合う。
形式上のトップは女王の名代たる副総督、ではなく、カナダ政府によって任命された弁務官(Commissioner of the Yukon)である。