Margaret Mitchell(1900-1949) 作家
1900年アメリカ・ジョージア州アトランタ生まれ。アトランタで生まれ、アトランタで育ち、アトランタで結婚し(1925年、ジョン・R・マーシュと)、アトランタで小説を書き、そこで終生暮らした。『風と共に去りぬ』ただ一作を残したのみで1949年8月16日、アトランタ街頭で自動車事故により夭折。享年49歳。
★この記事を読むと、1936年に出版された「マーガレット・ミッチェル」による小説『風と共に去りぬ』が読みたくなります。 ★詳細はこちら→『風と共に去りぬ - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『マーガレット・ミッチェル - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(argum…
「風と共に去りぬ」は私の大好きな映画の一つだ。テレビで放映されれば必ず見たし、DVDも持っている。全編で3時間42分という長編だが、そのスケールの大きさとドラマティックなストーリーにいつも圧倒される。 言うまでもなく、ハリウッドの永遠の名作、永遠の古典である。マーガレット・ミッチェルが10年間かけて書き上げた小説を原作として、1939年(昭和14年)に米国で制作・公開された(日本公開は1952年(昭和27年))。なんと太平洋戦争直前の映画だ。この年は欧州で第二次世界大戦が勃発し、アジアでは満州でノモンハン事件が起きた年だ。 オープニングタイトルで流れるテーマ曲「タラのテーマ」。その後も繰り返し…
マーガレット・ミッチェルが亡くなって60年が過ぎて原作の版権が切れた2009年以降、『風と共に去りぬ』の新訳や続編が出版されましたが、本書もその1冊。ただし林さんは終始一人称でスカーレットに語らせることによって、有名な原作を再構築し直しています。 著者も「あとがき」で書いていますが、これは難問だったようです。南北戦争に至るまでの歴史的叙述や戦争の進展についてまでスカーレットに語らせると、彼女が理知的になりすぎてしまうようです。また映画では気にならなかった主人公の造形にブレがあることに気付いてしまったとのこと。スカーレットは気が強くて頑固で自己中心的で精神的にも安定していないヒステリックな女性と…
「これから弾きたい曲」はもっと少なかった 1フレーズだけが好きなショパンの2曲 好きなものの範囲がすごく狭い 私は牛や羊のような反芻型 「これから弾きたい曲」はもっと少なかった 「これまでに弾いた曲」では曲数の少なさに愕然としたが、「これから弾きたい曲」ではもっともっと曲数が少なく唖然とした。 最初はもう、バッハやスカルラッティのバロックだけでいいのかなぁ、と思ったのだが、それではちょっと先生への印象もよろしくない気がして、なんとか他の作曲家のも押し込んでみたが、大変あっさりしたリストになった。 ところでバッハは総じて「好き」とは言えるのだが、それでも陰惨な雰囲気なものはちょっと遠慮したい。 …
ゼブラーマン [DVD] 哀川翔 Amazon 12月9日の視聴 ・『葬送のフリーレン「北側諸国の冬」FRIDAY ANIME NIGHT』 →前回まではこちら⇩。 【2023年『11月12日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231212/1702386165】 →ああ、これは息子の…。 →自動で閉まった。 →なんだよ、闇魔法使いって。 →寝たら死ぬ。 →変態ときたら子安武人。…きっとこれ、マンガ版おそらく全裸だろ。 →シュタルクも多分、マンガ版は全(略)。 →クラフト(CV:子安武人)はどういうポジションで現れたのだろう? ◇ ・『葬送…
・アメリカのテレビ局 / 『アンダーソン・クーパー360』 / 『アメリカン・モーニング』 / 『ラリー・キング・ライブ』 →CNN ・アメリカのTV局 / 本社はアトランタ / テッド・ターナーが創設 / ニュース専門 →CNN ・43歳の若さで大統領に就任 / キューバ危機 / アメリカ合衆国第35代大統領 / 1963年にダラスで暗殺される →J・F・ケネディ ・ダコタ族の言葉で「眠い人」 / 大統領選で最初に演説する地 / アメリカ合衆国中部の州 / 州都はデモイン →アイオワ州 ・コリン・パウエル / コンドリーザ・ライス / ヒラリー・クリントン / レックス・ティラーソン →アメ…
東野圭吾さんの代表作品と言える「白夜行」はミステリー小説が好きな方であれば、一度は読んでおくべき作品ではないでしょうか! 大人によって人生を狂わされた二人の子供・・・ 本当にこんな人生を送らなければならなかったのか・・・ そしてそんな2人をずっと近くで見ていた人物とは! ■白夜行あらすじ 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋の男が殺されます。 容疑者は次々に浮かぶものの、結局、事件は迷宮入りとなってしまいます。 その被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂という2人の登場人物。 純粋な少年と、少女は、その後、全く別々の道を歩んで行くことになります。 しかし、その2人は絶えず目に見え…
レット・バトラーのモデルは著者の最初の結婚相手だった.生涯でただ一冊不朽の名作を書いた女性の謎のヴェールがはがされた.それはまるでもう一冊の「風と共に去りぬ」である――. 情熱・知識・経験のすべてを一作に投入したと生前に語ったマーガレット・ミッチェル(Margaret Munnerlyn Mitchell)は,文字通りアメリカ文学の“金字塔”を『風とともに去りぬ』で建てた.ジョージア州アトランタの裕福な生家,母子関係の葛藤,官能的で暴力的な夫,南北戦争のノスタルジア.そして,全編を覆う人種差別の肯定的雰囲気――ミッチェルの半生とスカーレット・オハラの人物造詣は,重複する面がことさら多い.ミッチ…
今年も終わりが見えてきたので、読んで印象深かった本を語っていきます。 今年の読書量まとめ 風と共に去りぬ Die with Zero と 限りある時間の使い方 教養としてのコーヒー プロジェクト・ヘイル・メアリー まとめ 今年の読書量まとめ 読んだ本は今年から読書メーターで管理するようにしまして、12/10時点で53冊読んでいるようです。 bookmeter.com 昨年からの変化点としてはビジネス書的なものの比率が落ちて小説を多く読みました。これは公私ともに負荷が高い時期が長く、実用的な文字を読むのが辛くなり娯楽を欲するようになったからですね。 風と共に去りぬ 風と共に去りぬ (一) (岩波…
(単行本)私はスカーレット上:林真理子著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想・あらすじ 文庫本の方はどうなっている?完結してるの? 合わせておすすめ 林真理子について ☞読書ポイント 戦争は?故郷は?家族は?お金は?周りの人々は?そして、結婚、出産、バトラーとはどうなる?等々、たくさんの問題が山積みのスカーレット。下巻はそれらの進展を隈なく味わい尽くす。ハッピーエンド?それとも.....。最後までスカーレットの魅力に釘付け! 感想・あらすじ 私はスカーレット (下) 上巻から待つこと1か月。意外にも早く下巻を読むことが出来ました。スカーレットのこの先に暗雲がたちこめていた上巻。とは言え、なん…
映画音楽(スクリーン•テーマ)の高音質CD音源というのがあった。映画音楽の名曲20曲を並べるとそれがそのまま映画の名作と言えるようなライナップ。 www.youtube.com 個人的な洋画マイベスト10(「アラビアのロレンス」「ウエストサイド物語」「ゴッドファーザー」「第三の男」…など)が入っている(笑)。 ・・・ 【プレイリスト】01. 00:00:00 風と共に去りぬ/チャールズ•ゲルハルト02. 00:03:14 第三の男/アントン•カラス03. 00:06:47 禁じられた遊び/ロス•インディオス•タバハラス04. 00:08:44 慕情/アーサー•フィードラー05. 00:12:0…
全4項目 ●代表作 ●「幻想映画館 超刺激的傑作ホラー&名作シネマ選」で語った主な映画155本 ・101本目 ●「幻想映画館完全版 高橋克彦迷宮コレクション」追加分で言及された主な映画56本 「牡丹燈籠(山本薩夫)」より 全4項目 ●代表作 小説「火怨 北の燿星アテルイ」、 「炎立つ」等 小説家 等で活躍する高橋克彦が語った・影響を受けた・好きな映画。 ●「幻想映画館 超刺激的傑作ホラー&名作シネマ選」で語った主な映画155本 ※イラスト:丸尾末廣(丸尾末広) ※後に増補・改題版「幻想ホラー映画館 超刺激的傑作&名作シネマ選」「幻想映画館完全版 高橋克彦迷宮コレクション」も出版 ・本文150本…
今週のお題「最近読んでるもの」 洋書を読んだ記憶は、高校生の時にマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」くらいで、最近では2~3年前にヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読んだ。 一つの作品を読み終わるのに3週間かかったのは初めての経験だ。 時間がかかった要因のひとつは、最近の朝の通勤電車が混み過ぎて、本が開けない。次に、カタカナ名前で登場人物が多いと覚えられなくて、何度もページを行ったり来たりして遅々として進まない。時代小説の場合は、同じような長い名前でも、漢字なので読めなくてもその人が漢字としてイメージできてしまう。 マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」は、映画が大好きだ…
11月8日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 太文字となって寝ている男かな 雅舟 【花】ダイモンジソウ(ユキノシタ科) 【花言葉】自由【短歌】のびやかに心のままに居たい日の想いのままの大文字草 ふるさとの山の渓流沿いによく見かけたかれんな白い花です。素直な気持で過ごしたい一日は、「自由」の花言葉をもつ大文字草を懐かしく思い出します。 【季語】大文字草 【俳句】拙きと整ひたると大文字草 足立 幸信 大文字草の大の字ほっそりと 京極 杞陽 釣鐘の大文字草を忘れめや 高浜 虚子 【三行詩】漢字を使う日本を中心に分布 漢字を使わない国々では どんな呼び名に翻訳しよう 【万葉歌…
アイルランドはケルト人の国です。イングランドのヘンリー2世の時にイギリスに併合されて、それからイギリスの支配を受けることになりました。キリスト教は5世紀に、聖パトリキウスによってもたらされました。英語では聖パトリックと言いますね。聖パトリキウスは布教にあたり、在地のドルイド教を排斥するのではなく、ドルイド教とキリスト教が融和するように務めました。その際ドルイド教の神々は「妖精」ということになりました。こうしてアイルランドは現代まで続くファンタジーの源流のひとつになりました。アイルランドで有名なのはアイルランド文学ですね。アイルランド文学の最初はジョナサン・スウィフトでしょう。『ガリバー旅行記』…
先日、テレビで映画を観たのですが(二回目)、エンドロールでフィッツジェラルド原作とあったので、おや?と思い調べたら本当でした。 フランシス・スコット・フィッツジェラルドは、アメリカ人で、ヘミングウェイと同時期のハードボイルドスタイルの作家さんです。華麗なるギャッツビーが有名ですが。。 実は私は昔ヘミングウェイが好きで愛読していました。「武器よさらば」とか、「誰がために鐘は鳴る」とかね💦 で、まあ、ほかにマーガレットミッチェルの「風と共に去りぬ」とか、パールバックの「大地」とか、日本文学以外だとなぜかアメリカ文学を読んでたんですね。あまり本を読まない人なのですが、大学生のときにこれはあかん!とい…