MYCAL
総合スーパーマーケット、SATY(サティ)とVIVRE(ビブレ)を運営していた会社。
旧名「ニチイ」。急激な拡大政策が祟って、1990年代に巨額な負債を抱え、結局2001年に会社更生法を申請し事実上倒産。その後、イオングループの支援の下、2003年11月29日にイオンの完全子会社となり、2006年1月1日会社更生手続終結決定し、再建手続は事実上終了した。2011年3月1日を以てイオンリテールに合併し消滅。
グループ企業のうち、マイカル九州(現 イオン九州)などもイオン傘下となり、マイカル東北などは解散、ダックビブレ(現さくら野百貨店)はグループ離脱したが、マイカル北海道(後のポスフール、現 イオン北海道)のようにグループから一度離脱し、商号変更後、イオン傘下となった地域子会社も存在する。
1994年に、中国東北部の国営企業「大連大商集団」と合弁会社を展開したが、2004年に株式を合弁先に譲渡し合弁解消。当時使用していた「MYCAL(邁凱楽)」という商標は600日間の使用が認められたが、大連大商側が「MYKAL(麦凱楽)」という商標を勝手に登録して、チェーン展開。そのため、マイカルより商標使用中止と違約金支払を求める仲裁申請を行っている。