いすゞがどう動くのか具体的な話を期待したが、この論考では、問題提起だけで尻切れトンボになっている。先の論考によれば、 「CASEに関するいすゞの強み」を聞かれた時のいすゞの片山正則会長の答えとしては、「圧倒的なのは信頼性だ」と答えざるを得なかったわけで、「水素に強い」とか「ソフトウェアに強い」とか「電子・電気の技術者が多い」などと言ったものが、いすゞにはなかったからである。小生の見立てでは、いすゞは単なる(と言ったら失礼になるが)大トラの製造会社なのである。今やCASEの領域に潜り込もうと、四苦八苦しているところなのではないのかな。その表れがホンダとの「燃料電池技術」での大型トラックの共同開発…