ウクライナの男性実業家、政治家。ピョートル・ポロシェンコ、ウクライナ語: Петро Олексійович Порошенко。
1965年9月26日生まれ、ウクライナ・ボルグラード出身。
旧ソ連圏で人気の菓子メーカー「ロシェン」を経営し「チョコレート王」ともあだ名されるウクライナ有数の富豪。2007年2月から2012年まではウクライナの中央銀行であるウクライナ国立銀行の理事長もつとめた。雑誌「フォーブス」の調査では、資産は2013年3月の時点で約16億ドル(約1630億円)。
以前に新ロシア派と親欧州派の両方の陣営に属していたことがある。親ロシア派のヤヌコビッチ前大統領が設立した「地域党」創設メンバーの一員だったが、2001年には親欧州派のユシチェンコ元大統領の政党「我がウクライナ」に参加。2004年に起きたオレンジ革命の主要人物ともなっている。
また2009年から2010年にかけて、ティモシェンコ元首相の下で外相を務める。2012年には経済開発・貿易相も務めた。