Hensley Filemon Acasio Meulens
90年代のプロ野球選手。通称「Bam-Bam」。
右投右打、ポジションは外野手→三塁手。背番号は31→9番。
1967年6月23日生まれ。オランダ領アンティル諸島出身。
トリンテイツ大学から1989年、ニューヨーク・ヤンキースに入団。
「Bam-Bam」の愛称で、巧打者として活躍。
1994年、来日し千葉ロッテマリーンズに入団。日本球界初のオランダ人選手として注目される。
左翼手として出場、メル・ホールと共に中軸を支えた。
23本塁打、69打点の数字を残すも、135三振を記録。
ホールとの確執などもあり、1995年、ヤクルトスワローズに移籍。
同年、トーマス・オマリーと共にセ・リーグ優勝、日本一に大きく貢献した。
スワローズ時代は主に7番を打った。
また、端麗な容姿と温厚な性格より、ファンに愛された。
1996年、退団。
1997年、モントリオール・エクスポズに入団し、メジャー復帰。
翌1998年には創立1年目のアリゾナ・ダイヤモンドバックスに入団。
2000年、韓国プロ野球、SKワイバーンズに移籍。同年、シドニー五輪にオランダ代表として出場。
2001年、台湾でのIBAFワールドカップにも出場した。
2004年、アテネ五輪のオランダ代表コーチに就任。
同年、ピッツバーグ・パイレーツ傘下3Aナッシュビルの打撃コーチに就任。
2006年、ワールド・ベースボール・クラシックのオランダ代表コーチを務める。
親日家として有名である。