Biennale of ILLUSTRATIONS Bratislava ボローニャ国際絵本原画展と並ぶ世界最大規模の絵本原画展示。スロヴァキアの首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催されており、国際審査員による厳しい選考が行われる。 BIBとも。
瀬川康男(第1回) 中辻悦子(第17回) 出久根育(第19回)
耳をすませば今、何の音があなたのそばにありますか。 「うるさく、しずかに、ひそひそと」 音がきこえてくる絵本 (河出書房新社 2019年10月 初版) 著者 ロマナ・ロマニーシン アンドリー・レシヴ 訳者 広松由希子 うるさく、しずかに、ひそひそと: 音がきこえてくる絵本 作者:ロマニーシン,ロマナ,レシヴ,アンドリー 河出書房新社 Amazon どんな絵本… ピンクやイエロー、グリーンなどの 明るい蛍光カラーで彩られた オノマトペ風のイラストで 世界中のさまざまな音を表現しています。 街の中にある音や楽器の音だけではありません。 家の中にある音といえば どんな音を思い起こしますか。 ヒトの体…
動物園の園内のバスを運転するおじさん。いつも動物園でイライラしている ライオンがいました。 とうとう荒れているライオンは、さらに狭い檻の中に入れられてしまいました。 運転手のおじさんは、そんなライオンを心配し、毎日檻の近くにやってきては、 ライオンに話しかけました。ライオンはイライラと背中を向けたまま、 心を開こうとしませんでした。 おじさんは何かライオンのためにできることはないかと探し、 ある日檻の近くに柳の木を一本植えてやりました。 風にひらひらとそよぐ柳の木を見ていると、しだいにライオンの心は、 安らぎを覚え、静まっていきました。 ようやく檻の外に出されたライオンは、柳の木の下で、晴れた…