ピアノで演奏するために作られた曲。ピアノの音色は、古今、多くの作曲家の心を捉え、数々の楽曲が作られてきた。ピアノの優れた曲を多数残しているクラシックの大作曲家は、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス、フォーレ、ドビュッシー、チャイコフスキー、ラフマニノフなどである。とりわけ、ショパンはピアノの詩人、と呼ばれているように、和音1つとっても、その響きが考えつくされた、もっともよく響く和音が選ばれている。
バルトークには気違いじみたピアノ曲があるのだけど、また新たな発見をしてしまった。 初めてバルトークのピアノソナタを聴いた時もかなりの衝撃を受けたけど、この曲もかなりキテますなw youtu.be あ、ついでにプロコフィエフのピアノ曲も貼っておこう。 これも初めて聴いたな~。 もっと有名になっていても良い曲だと思うけど。 youtu.be ネットのおかげでまだまだ知らない曲を発見できるかもしれない。 人生って楽しいですな♪
大好きなピアノ曲です。今から30年くらい前のこと。実母が癌になり、余命いくばくもないと知らされ、精神的にかなりまいっていた時期。コンビニに入ったらこの曲が流れていました。 「いい曲だな。」 なんかこう、どうにもならない現実に日々落ち込んでいた自分の心にスっと入ってきたんですね。でも誰のなんという曲なのかわからなくて数年の間ずっともやもやしていてました。今みたいにスマホにメロディーを口ずさめば曲名が出てくるなんて、そんな便利なものはありませんでしたから。 初めて聞いてから数年経ったある日のこと。癒し系のオムニバスアルバムを買ったら、たまたまこの曲が入っていて、曲名とアーティスト名が判明したという…
静かでおだやかな 1日 を ! =ヘッドホンでの試聴を推薦します(可能ならSoundGear又はMDR-EX220LP) =最下段に解説あり The Best of Maurice Ravel wiki = モーリス・ラヴェル https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB
久しぶりにNHK「クラシック音楽館」を見ています。本日は、日本人作曲家による1960年以降のピアノ独奏曲(4はピアノと弦楽器、5と7はピアノとオーケストラ)を特集しています。作曲された年代からして全て現代音楽ですが、プログラムは以下の通り(小品を除く): 1. 矢代秋雄「ピアノソナタ」1961 2. 武満徹「ピアノディスタンス」1961 3. 一柳慧「ピアノ・メディア」1972 4. 吉松隆「朱鷺によせる哀歌」1977? 5. 西村朗「2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー」1985? 6. 松平頼暁「ミケランジェロの子犬」1993 7. 細川俊夫「月夜の蓮 -モーツァルトへのオマージュ-」20…
久しぶりの投稿ですが、技術系じゃなくて趣味のサントラ系の話です。 まとめ 切ないピアノ曲が好きな人は「飛廉」おすすめ 作曲者さんのウェブページのフォームから購入の意思を伝えればデータorCDを購入できる 本文 いい曲がないかネットで調べていたとき、発見した曲がBJ-AKIさん作曲の「飛廉」だった。切なさを感じさせる美しいメロディーが特徴のピアノ曲で、作曲者本人がYouTubeに曲をアップロードしているので一度ぜひ聞いてほしい。FF10の「ザナルカンドにて」が好きな人なら気に入ると思う。 www.youtube.com 10年くらい前に発表された曲らしく、秒速5センチメートルのMADも有志によっ…
ウクライナ情勢でのロシアの報復措置で,岸田首相が入国を禁じられるというニュースがでました。このところ音楽の世界でも,ロシア作品の演奏がしづらくなると言う話も聞きます。 ああ,なんてもったいない。ロシアの作曲家は音楽史の中でも素晴らしい作品をたくさん残している。チャイコフスキー,ラフマニノフはその中でも巨星だと思います。 上の写真の楽譜は,チャイコフスキーが作曲したバレエの名曲「眠れる森の美女」をラフマニノフが連弾ように編曲したものです。ラフマニノフの編曲だから,かなり難しいですが,オーケストラの夢のような響きをラフマニノフらしい厚みのある音の響きで編曲をしています。 「眠れる森の美女」の中の「…
かなり前に鑑賞して面白いと思った。車椅子に乗った初老の男性とそれを押す黒人男性が笑っているジャケットからは、その面白さが中々伝わって来ない。こういうパターンは幾つもあって、映画のみならず音楽とかでも良くある。 一眼でその全てを表現するのは難しい。 ストーリーは単純であっという間に終わってしまう。意外に勢いのある内容で好感持てた。 首から下が完全に麻痺状態の大富豪の男性をお世話する黒人男性。二人には対極な世界の住人である。しかし、一緒に住んでお世話している内に二人の友情は二人の人生を変えるほど大きな存在になって行く。 実は何故またこの映画を見たか?を伝えたかったのがこの日記なのだが、前置きが長く…
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)の1877年の作品。魅力的な単一主題のプレリュードとフーガ。フランス的な装飾が施されていますが、どこかメンデルスゾーンの面影があります。 Camille Saint-Saëns :Six Etudes Op.52 - No.5 Prelude and Fuge
セザール・フランク(1822-1890)が1862年に作曲したオルガン曲です。ピアノ編曲のほうもよく演奏されるので、ここではピアノヴァージョンをリンクしておきます。フーガの後でも変奏される前奏曲のメランコリックなテーマがいつまでも耳に残りますね。Cesar Franck - Prelude, Fugue et Variation Op. 18
ベートーヴェン(1770-1827)と同年生まれの作曲家アントニーン・レイハ(1770-1836)の作品。ベートーヴェンは「これはフーガではない」と言ったらしいです。たしかに、それまでのフーガにあるような近寄りがたい雰囲気はないですね。茶目っ気に満ちた変奏曲みたい。でも、この方がパリ音楽院の教授になったことが、その後のフーガ作曲家の系譜がドイツからフランスに移行したきっかけになった気がします。お弟子さんのセザール・フランクから、サン・サーンス、フォーレ、ラヴェルへと。21世紀に入って再評価がはじまり、録音も増えてきているので、注目しています。Ivan Ilić performs Antoine…
くまさん兄弟に応援ポチお願いします にほんブログ村 重い雲が垂れ込めて、風も強く、、、 やる気がそがれるような1日。 こんな日はのんびりと、、、 スマホを見たり、TVでユーチューブを見たり、 音楽を聴いたりしていました。 ユーチューブは宣伝がうっとうしいけれど、 お金を払ってまで宣伝を消したいとは思いません。 でも、音楽を聴くのに使ってる、、、 Google Home Mini・・・ (メルカリで新品1900円で買いました) 「OK グーグル ピアノ曲をかけて」と指示すれば 音楽が簡単に聴けるのが便利ですが、、、 これの機器に関しては、ユーチューブの音楽を聴きたかったら ユーチューブPremi…
こんにちは! パステルウィングことパステルン 癒しのブログへようこそ🌈✨ 今日は 2024.4.23 火曜日 ゴールデンウィークも間近に迫りました♫ 月日の経つのは早いですね~😅 一方、パステルンのピアノといい、心の耕し度といい、リニアのように走り抜けていく時間のわりには、遅々として進まないもどかしさは否めません。 そんな亀🐢さんのような歩みであっても、一ヶ月、半年、一年、3年…というスパンで振り返ってみたら、まんざらでもないなというか、 意外に頑張ってきてるな〜! って思うこともあるんですよね。 というわけで、 今日も平凡な日常、いつもの繰り返しのような一日になりそうです😊 でも、これって本…
2024年3月19日〜4月23日に作ったピアノ曲。ただし、演奏可能性は考慮していません。 強弱をつけていないのは私の怠慢です。少しでも強弱が必要ないと思うと、途端に全部消したくなっちゃう。 ↓midi音源 ↓楽譜
一昨日の土曜日、南関東は薄曇りで、それほど暑くなかったので、本と小さなデジカメと財布を持って、自転車で海岸まで行ってみた。茅ヶ崎の海岸沿いには、人と自転車のための遊歩道なのかサイクリング道?が続いていて、その道を西へとのんびりと漕いで行く。道沿いに木製のほんの2m位の高さの展望デッキがある、そこで自転車を降りて、展望デッキに座って文庫本を読んでいると、心地よい海風でいい感じ。本はくどうれいんのエッセイで、これが文章は軽快なリズム、内容は面白おかしく、すいすい進む。いい感じ。ところがしばらくすると薄い雲が切れていき、日がさすと途端に暑くなってきた。残念だなぁ、と思いながら読書を切り上げて、再び自…
作曲家のトイドラ、もとい冨田です。 私事ですが、僕のピアノ小品集「夜の窓辺にて」が先日発売されました! 5年前に書いた曲集を改訂し、このたび正式に出版していただけることになったのです。 しれっと榊原副会長の曲も出版されている bridge-score.com 楽譜は Bridge Score 社様のホームページから買っていただけるので是非覗いてみてください。 それはそうと、僕はこの曲集のまえがきにこんな言葉を書きました。 この曲集では、そんな“輝かしき闇”を 28 曲ご紹介する。“闇の音楽”は、“光の音楽”とは運指や響きが少々異なっているので、はじめは戸惑うかもしれない。しかし、きっとすぐに慣…
Féminin:今日は冨田勲さんのお誕生日、お元気なら満92歳で。 Masculin:亡くなったのはもう8年前なんですね。ほら、真っ先に思い出すのはあれもちょうど半世紀前の’74年、しばしば通った今も続くNET(現テレビ朝日)「題名のない音楽会」の公開録画で貴重な機会に遭遇して。 F:そうね、あの頃は隔週の水曜日だったかしら、旧渋谷公会堂で。公園通り側のエントランスのスロープに並んで開場を待ったわね。 M:夏休み中だったと思うけど、確かその日二本撮りのもう一本はいかにも黛敏郎氏らしく「『君が代』考」だったなぁ。で、もう一本が冨田氏をゲストに招いたモーグ・シンセサイザーの紹介とお披露目で。 F:…
ベートーヴェンの「ロンド・ア・カプリッチョ ト長調作品29」 アリス=紗良・オットさんによる模範的な演奏 フランス語放送で使われていたロンド 私の遊び計画はこのように頓挫した ベートーヴェンの「ロンド・ア・カプリッチョ ト長調作品29」 きのう、手が届かない箇所がある曲は遠慮したいと書いたが、これに勝るとも劣らぬ割合で、できれば避けて通りたいのが、テンポの速い曲である。 もっともすべてのピアノ曲が、指定速度にならって弾かれるべきとは思っていない。 しかしやはり、テンポが速ければ速いほど、その曲の魅力が燦然と輝く曲というのはあると思う。 そのなかのひとつが、ベートーヴェンの「ロンド・ア・カプリッ…
『ツーオンアイス』 逸茂エルク先生、お疲れさまでした。 一瞬の、しかし、まばゆい輝き。 総評 最終回の感想 最終回掲載週の全体の感想 総評 shonenjumpplus.com まず、作品について。公式からのあらすじはこんな感じ。 峰越隼馬は、幼い頃、偶然目にしたフィギュアスケートの大会で圧倒的な演技をみせる早乙女綺更に憧れる。しかし、天才少女と将来を渇望されていたにも関わらず、綺更は突然姿を消してしまう。 ――憧れの消息がわからなくなって3年後、中学3年生になった隼馬は偶然にも綺更に出会う。綺更と共に滑りたがる隼馬に、綺更が示したのは二人でペアを組むという提案。運命の再会を果たした二人の行く…
日曜日。曇。 NML で音楽を聴く。■ブルーノ・マントヴァーニの「一声で」で、演奏はトリオ・ヴァンダラー、「アッルンガレーセ」で、ヴァイオリンはジャン=マルク・フィリップス=ヴァルジャベディアン、ピアノはクレール・デゼール(NML、CD)。■シュトックハウゼンのピアノ曲 V, VII, VIII で、ピアノはデイヴィッド・チューダー(NML、CD)。1959年の録音。■ヨゼフ・スークのセレナード op.6 で、演奏はオルフェウス室内管弦楽団(NML、CD)。よい。■ヴィヴァルディのフルート協奏曲 ヘ長調 op.10-1 で、フルートはパトリック・ガロワ、オルフェウス室内管弦楽団(NML)。ヴィ…
__ このブログは、同人音楽サークル「PND音楽館」代表の中パンダによる活動広報兼雑記用のブログです。 イベント出展情報は現在このブログに掲載しております。 当記事について この記事には現在、当サークルの紹介・制作作品・連絡先等の情報を載せております。 将来、独自ホームページを作成するまでの仮置きとしています。 目次 News About History Music Discography Albums Digitals Contact News 2024/4/28 : 2024春M3に出展予定(リアル:お-18b & Web:橙-042) About 2015年12月の冬コミ(C89…
イギリスのマルチインストゥルメンタリスト、作曲家、プロデューサーのJoe AchesonのソロスタジオプロジェクトHidden Orchestraの2017年のシングルからエディットバージョンで。クラシカルで美しい旋律が特徴です。 open.spotify.com イギリスのAnna PhoebeとAisling Brouwerという2人の作曲家によるデュオAVAWAVESの昨年のシングル曲。映画やテレビのための音楽を手掛けてきた彼女たちが、ドイツのレーベルが発表したピアノ曲が集められたコンピレーションアルバムに収録された曲のシングルカットになります。繊細かつ美しい曲。 open.spotif…
Studio26のシリーズ「楽興の時」。第21回となる今回は、札響副首席ヴィオラ奏者の青木晃一さんとピアニストの石田敏明さんのデュオによる、シューマン夫妻とブラームスを取り上げる演奏会です。しかもブラームスのソナタはレクチャー付き!絶対に聴きたい!と、私は企画発表当初から楽しみにしていました。ちなみに私が聴いたのは、同一内容での昼・夜2回公演のうち、昼の第1公演です。 第21回 楽興の時 青木晃一×石田敏明 ~ロベルトとクララ、そしてヨハネスの愛~ (第1公演)2024年03月24日(日)14:00~ Studio26 【演奏】青木 晃一(ヴィオラ) ※札幌交響楽団副首席ヴィオラ奏者石田 敏明…
2012年のフランス映画「タイピスト!」(原題:Populaire) コロナで寝ながら思いついたこと クラシックピアノの選曲と何を着るかの相似性 本当は50年代のファッションが大好き! 自分の技術力にみあったピアノ曲を コロナで寝ながら思いついたこと コロナで発熱、悪寒、咳、頭痛に苦しんだ約2週間、私はほとんどベッドで横になっていた。 そして横になっていた時間の約70%は本当に寝ていた。 自分でもどうしてこんなに寝られるのか、不思議だったくらいだ。 思うに、鎮痛剤のロキソニンには副作用として眠気を催す効果、というのがあるからかもしれない。 とにかく私は2-3時間をサイクルとして、こんこんと眠り…
youtube.com(↑↑月刊ピアノの雑誌に掲載されている曲の練習サポート動画にもなる動画の配信を始めました。) 先月頃から、月刊ピアノに掲載されているピアノ曲を弾いてみた動画をちょこちょこ作ってアップしています。 生徒さん(こども達)に人気のトレンド曲をいい感じにおさえてくれている月刊ピアノなので、ご希望の方は雑誌を購入いただいてレッスンすることができます。 最近、超入門レベルの「らくサビピアノ」の連載がスタートしていて、導入期の生徒さんで流行曲を弾きたい方にぴったりだな!とレッスンにも活用していきたいなぁと思っているところです。 5月号は、Creepy Nutsの「Bling-Bang-…
大人の生徒さんと会話の中で、リクエストいただきまして☺️声楽発表会でピアノ伴奏したときのお話と、演奏動画を載せますね(*^-^*) 2022年、夏の声楽発表会。私は、14曲のピアノ伴奏のお仕事をさせていただきました。曲は、オペラ、イタリア・フランス・ドイツ・日本の歌曲。 依頼くださったのは、私がコーラスでお世話になっていた歌の先生、宍倉朋子さん(しっしー、と愛称で呼ばせてもらっています)と、その生徒さんたちが歌われる、声楽発表会でした。 依頼をいただいて 実はお仕事として、こんなにたくさんの曲の伴奏は初めて…と言っても、プロとして責任を持って、そして喜んでいただけるよう、やらなければなりません…