→Being
ビーイング所属、あるいはビーイングが関わっているアーティストの総称。
長戸大幸プロデュース、織田哲郎・栗林誠一郎らの作曲を中心とした、キャッチーでメロディアス、爽やかなサウンドは、ポップスの王道としてヒット曲を連発している。
大衆受けを狙った単純で刺激のない音の作りは「産業ロック」と揶揄されることもしばしばだが、「B級でもいいから売れる音をつくろう」という長戸の戦略にあるとおり、「いい曲」ではなく「売れる曲」を戦略的に追求し、そして実際に数々のヒット曲を生んでいる事実は賞賛に値する。基本的には打ち込みで行っている。
所属タレントに対しては、戦略的にメディア露出を抑え、神秘的な存在をイメージ付けている(特に、引退した吉田知加・長谷実果、故:秋吉契里)。また、長戸はメディア露出のアンチテーゼとして知られていたのだった。
一方で、曲の内容とは全く関係なく手当たり次第にタイアップを仕掛け(メロディーのキャッチーさがここでモノを言う)、曲はよく耳にするもののアーティストの露出がない状態がファンの飢餓感を煽り続けてきた。しかり、近年の売り上げ低迷から、DAIGO率いるBREAKERZや倉木麻衣がメディア露出を行うようになった。
一時期、サビの長い歌詞をそのままタイトルにつける傾向があった。
「愛を語るより口づけをかわそう」「このまま君だけを奪い去りたい」「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」 など
一時期、B’z、ZARD、DEEN、ZYYGなど、意味を持たない単語がバンド名に使用される傾向があった。
など。
など。